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じんわりと体に染みわたる旨味"塩スンデゥブ"

  • 2024.1.24

赤いスンデゥブとは違い、白いスンデゥブは辛くありません。お腹の中までほかほか温まる鍋にはきりっと冷えたソジュが相思相愛。自他ともに認める大の酒好きの料理研究家、藤井恵さんに、旬の食材を取り入れた体に負担のないおつまみレシピを教えてもらいました。

じんわりと体に染みわたる旨味"塩スンデゥブ"

■“塩スンデゥブ”のつくり方

あさりが具となり、だしとなります。私はここに干し海老も加えて旨味の相乗効果を狙います。
ソジュとの相性はいうまでもありませんが、優しい味わいなので呑みすぎた翌日にもお薦め。


◇材料 (2人分)

寄せ豆腐:350g
A :
・ あさり水煮缶:1缶(180g)
・ 干し海老:大さじ1
・ 水:2カップ
・ にんにく:2片分(薄切り)
青唐辛子:2~3本分(斜め薄切り)
塩:少々


(1)豆腐を煮る
鍋にAを入れて弱火にかけ、ふつふつとしてきたら寄せ豆腐を大きめにすくって入れ、中火にして3~4分煮る。

(2)仕上げ
塩で味を調え、唐辛子を散らす。

(3)器に盛る
器に②を盛り、Bを混ぜて添える。

完成
完成

――教える人

「藤井恵 料理研究家」

料理研究家。生粋の呑んべえで日々、晩酌を欠かしたことはなく、休肝日はほぼゼロ。とはいえ、管理栄養士としての知識とこれまでの経験を生かし、ヘルシーでおいしいつまみレシピを雑誌や書籍、テレビなどで紹介している。酒好きにお薦めの著書は『居酒屋ふじ井』(永岡書店)、『世界一美味しい!やせつまみの本』(主婦と生活社)など多数。趣味は居酒屋巡りと温泉。最近では長野の別荘で、地物の食材でつまみをつくり、信州の地酒を味わうのが至福の時間。


文:佐々木香織 写真:ローラン麻奈

この記事は四季dancyu 2022 冬に掲載したものです。

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