男性驚愕「えっ！飾りなの？」女性が抱える【ポケット問題】とは

女性服は男性服よりもポケットが少なすぎる？

以前からネット上で話題になっていたポケット問題をご存知でしょうか。詳しく言うと、「女性用の服にポケットが少なすぎる問題」となります。実は海外の女性たちも同様の悩みを抱えているようで、海外SNSでも話題となっていました。世界中の女性たちが抱えるポケット問題について解説していきます。

ほとんどの女性服にポケットが少なすぎると不満を訴える女性たち。単純にポケットの数が少ないだけでなく、ポケット自体のサイズが小さいことを嘆く女性が後を絶ちません。

日本でポケット問題が大きな注目を集めたきっかけは、ユニクロが販売する「感動ジャケット」。メンズには胸ポケットと内ポケットがあるのに、同じ値段のウィメンズには無かったことで話題を呼びました。

ポケット問題についてネット上では、「女性服にもメンズと同じようにポケットを付けて欲しい」「デザインは気に入ったのにポケットがないから泣く泣く買うのを諦めたことがある」「子育て中に、どの服もポケットが全然なくて本当に困った」といった声が見られます。

なぜポケット問題が起きるのか

ポケット問題が起きる原因は、女性服が機能性よりも見た目を重視する傾向にあるからでしょう。一般的に女性服の方が男性服に比べて生地が柔らかく、ポケットに物を入れるとシルエットが崩れるためポケットを減らしているようです。また男女のシルエットの違いも理由の1つで、曲線的で体にフィットするシルエットを目指す上で、ポケットが邪魔になるとも言われています。

女性服の見た目重視の傾向を証明するのがフェイクポケットの存在でしょう。フェイクポケットとは、ポケットの見た目だけで収納することはできないもの。これには「ただ普通のポケットを付けてくれるだけでいいのに」「フェイクポケットほど無駄なものはない」といった嘆きと不満の声が観られます。

ポケット問題がもたらす影響は単なる不便さだけではないようです。例えば地震などの緊急時には基本的に手荷物を持ち歩けないため、ポケットがない女性は連絡用のスマホすら持てず危険という声が。また仕事で着用する制服でもポケットがないとメモやペンを持ち歩くことができず、結果としてサービスの低下につながるという意見もありました。

そんなポケット問題に対し、一部のショップが解決の緒となる商品を販売し注目を集めています。例えばワークマンは女性顧客からの意見を参考に、メンズと同素材を使うことで機能性を維持したウィメンズ商品を販売。その他のネットショップでもポケットの多い女性服を販売して好評の声が上がっています。デザインと機能性が両立した女性服が当たり前になるのも時間の問題かもしれません。

（LASISA編集部）