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遺産146億円…ペレの隠し子だと主張する女性がDNA検査のために遺体発掘を要求

  • 2024.1.24
遺産146億円…ペレの隠し子だと主張する女性がDNA検査のために遺体発掘を要求
遺産146億円…ペレの隠し子だと主張する女性がDNA検査のために遺体発掘を要求

Text by 井上大輔(編集部)

2022年12月に82歳で亡くなったペレ。サッカーの王様と呼ばれたブラジルが誇るスーパーレジェンドだ。

『Daily Mail』によれば、ペレの隠し子だと主張する女性が、親子関係を証明するために埋葬されたペレの遺体を掘り起こすように求めているという。60歳の女性は5年前から親子関係の認知を求める訴訟を提起していたそう。

ペレは隠し子がいる可能性を認識していて、2022年にDNA検査に同意していたものの、それを行う前に亡くなった。

3度結婚したペレには7人の子供がいる。昨年には父親であることを否定していた隠し子の女性に1300万ポンド(24億円)を与える遺言を残していたとも伝えられた。ペレが亡くなった際の資産は7800万ポンド(146億円)ほど。遺産の3割は3番目の妻であるマリカ・アオキさんに、6割は子供たちに、1割は2人の孫に分け与えたとされている。

今回訴え出た女性に親子関係が認められた場合、遺産の配分を請求できるようになるが、本人は遺産に興味はないと話しているそう。遺族側の弁護士は、この女性はDNA検査で親子関係にないことがすでに判明しているとして、遺体発掘の要請に争う姿勢を見せている。

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