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欲しいメリットでチョイス!話題の機能性ヨーグルトを徹底調査

  • 2016.1.31
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腸内環境を改善する食品としておなじみのヨーグルト。近年では、免疫力アップ・むくみ予防・しわの改善といったメリットが強調された「機能性ヨーグルト」の商品数が増え、どれを選んでよいか迷ってしまうことも。 そこで、機能性ヨーグルトのチョイスに役立つ各商品の特徴や効果を解説します。

目的に合わせて選びたい、機能性ヨーグルト10選

1.つらい冷えや肩こりには「カゴメ ラブレ」

植物性の乳酸菌であるラブレ菌を使用しているのが特徴。便秘解消・肩こり改善・冷えの緩和・貧血予防などの効果が期待でき、多くの女性の悩みにぴったりな機能性ヨーグルトです。

2.お肌をストレスから守るなら「フジッコ カスピ海ヨーグルト」

カスピ海ヨーグルトは、クレモリス菌FC株をメインに作られた機能性ヨーグルトで、独特の粘りが持ち味です。この粘りとクレモリス菌FC株が、ストレスから起こる肌荒れや乾燥を抑え、アトピー性皮膚炎の改善にも効果が期待できるといわれています。

3.エイジング対策に「森永 アロエベネ」

アロエべラに含まれる「アロエエステール」という成分を配合した機能性ヨーグルト。 「アロエエステール」には、皮膚の奥に直接働きかけ、若々しい肌作りには欠かせないコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸を生み出す作用があるとの実験結果があります。さらに、たるみやくすみなど、さまざまな肌の悩みに幅広い効果が期待できるとされています。

4.インフルエンザの予防に「明治 ヨーグルトR-1」

ヨーグルトR-1に使われる乳酸菌1073R-1が免疫力を高め、風邪やインフルエンザを予防するとして人気を博した機能性ヨーグルトです。

5.ノロウイルス対策に「森永乳業 ラクトフェリンヨーグルト」

ラクトフェリンヨーグルトには、「ラクトフェリン」という母乳に含まれるタンパク質がプラスされています。このラクトフェリンを毎日とることで、胃腸炎や食中毒の原因となるノロウイルスの感染予防に効果が期待できるとされています。

6.花粉症の緩和に「森永 ビヒダス」

森永ビヒダスに使われるビフィズス菌BB536は、免疫力を高め、花粉症の緩和に効果があるとされています。また、腸内の悪玉菌を減らし、o-157の予防にも役立つことが実験により分かっています。

7.胃がんのリスク低減に「明治プロビオビオヨーグルトLG21」

プロビオビオヨーグルトLG21に使用されている乳酸菌は、LG21乳酸菌。 LG21乳酸菌には、ピロリ菌を減少させる効果があるため、この機能性ヨーグルトはピロリ菌の保菌率が高い日本人にマッチしているといえます。ピロリ菌を減らすことで、胃がんを防ぐ効果もあるとされています。

8.プリン体対策に「明治 プロビオヨーグルトPA-3」

PA-3乳酸菌が食事由来のプリン体に作用し、プリン体を減らす効果があるとされています。 尿酸値が高めの人におすすめです。

9.内臓脂肪が気になるなら「雪印メグミルク ガセリ菌SP株ヨーグルト」

ガセリ菌SP株は、内臓脂肪の蓄積を抑えてメタボリックシンドロームの予防に効果があるとされています。姉妹品として、脂肪ゼロ、砂糖不使用の製品も出ているので、メタボ対策をするならこちらを選ぶのがベスト。

10.善玉菌を増やすなら「メイトー おなかでふえるLKM512」

ビフィズス菌LKM512は、大腸の中で増殖する性質があります。細胞の合成(新陳代謝)や抗炎症作用などに働く物質「ポリアミン」を作りだし、腸を元気にしてくれます。

機能性ヨーグルトの効果を実感するには、1日120gまでを目安に、2週間ほど継続して食べることが大切です。気になる商品があれば、まずは2週間トライすること。体質や目的に合った機能性ヨーグルトを見つけてみてくださいね。

【執筆者】衞藤 敬子/管理栄養士コントラクトフードサービス大手(株)グリーンハウスに入社、社員食堂のメニュー提案や栄養指導業務を経て、2009年「あすけん」に参加。アドバイス作成やサービス開発に携わる傍ら、年間150件以上の栄養指導やプロアスリート選手の食事サポート、セミナーなどを実施。現在はフリーランスに転向し、幅広く活躍。

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