1. トップ
  2. 恋愛
  3. インターナショナルスクールの特殊な事情!?→卒業式で親が忙し過ぎる問題【マレーシア教育移住日記(34)】

インターナショナルスクールの特殊な事情!?→卒業式で親が忙し過ぎる問題【マレーシア教育移住日記(34)】

  • 2024.1.23

<インターナショナルスクールの特殊な事情!?→卒業式で親が忙し過ぎる問題>マレーシア教育移住日記[#34]

前々回の運動会、前回の文化祭のお話に引き続き、今回はマレーシアのインターナショナルスクールで迎えた卒業式の様子をお伝えしたいと思います。

日本の卒業式といえば3月ですが、マレーシアでは、公立・私立・インターナショナルスクールによって、学校の始まりと終わりの時期が異なるんです。

公立の学校であれば、おおよそが1月に始まりを迎えることが多いのですが、現在は、コロナ禍の影響を引きずっていて3月始まりだったりと不規則。

イギリス式のインターナショナルスクールの多くは8月始まり、オーストラリア・カナダ式のインターナショナルスクールは1月始まり、アメリカ式は9月始まりのことが多いため全国的な「卒業シーズン」というものがあまりありません。

我が家はイギリス式のインターナショナルスクールのため、7月に学年度末を迎えるのですが、卒業式は6月に行われ、日本とは異なり、卒業式後も通常授業が続くのが面白い所。

日本であれば、卒業式前には入退場練習やお別れの言葉、歌の練習など練習の時間が多く取られ、先生方も準備に大忙しですよね?

マレーシアの卒業式は、装飾などの舞台演出は基本的に保護者ボランティアが担当(!)するので、3学期が始まると保護者も大忙しです。

さらに、卒業写真撮影の手配や付き添い、アルバムフレームの話し合い、決定、支払いもすベて保護者主体で進めていくのですが、これが本当に大変なんです!!!!

卒業生の保護者にこだわりがなければスムーズに進みますが、金額も安価ではないために「撮影は不要だ」という保護者も出てくるので頭を抱えます…。

卒業式の舞台設営もそれなりに大変でしたが、生徒たちの卒業アルバムの撮影が本当に大変でした!!
海外の大学の卒業式などでよく見るアカデミックガウンを着て撮影するのですが、常夏のマレーシアでは暑すぎて、子供たちも汗だくになるのですぐに脱ぎたがります。

カメラマンとアシスタントも、子供達の気を引くアイテムを駆使して頑張りますが、こちらも汗だくになりながら、クラスの集合写真や個人の写真撮影を全クラス分手伝うと、ほぼ1日仕事。

「去年よりとても早く捗って助かったよ〜!」とカメラマンには感謝されましたが、「もう二度としない…」と心に誓ったのは言うまでもありません。

次回、(保護者が)苦労して準備したマレーシアの卒業式の当日の様子は下の関連記事からチェック!

元記事で読む
の記事をもっとみる