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<ゾッとした話>お風呂掃除をしようとした瞬間「キャァァアアア!!」→ 蓋を開けると、そこには!?

  • 2024.1.23

私たち家族は田舎に住んでいますが、誰かが家にいれば、玄関の鍵はいつも開けっ放しにしていました。しかし、その防犯意識の甘さゆえに、忘れられない恐怖体験をすることになったのです。今回は、母が体験したゾッとした話をお届けします。

画像: ftnews.jp

我が家の日常

私は、田舎寄りの地域で暮らしています。
夫と子ども2人の4人家族ですが、近所付き合いに恵まれ、気の許せる友人がたくさんいました。

夫の友人や私の友人、子どもたちの友人など、毎日誰かが遊びに来ていて、人の出入りの多いにぎやかな家でした。

私たち夫婦は共働きなのですが、夫の不在時に夫の友人が来ていたり、私の不在時に私の友人が来ていたり……。
子どもが外へ遊びに行っているのにもかかわらず、子どもの友人が来ていることもあります。

人の出入りが激しいため、基本的に鍵は開けっ放しで、みんなチャイムは鳴らさずに家に上がることが日常です。

いつもと変わらない夜のはずが

その日の夜も、私の友人が数人遊びに来ていました。
私は、子どもたちをお風呂に入れようと思い、お風呂掃除をすることに……。

友人と子どもたちを居間に残して、風呂場に向かいました。
すると、いつもは換気のために開けている風呂桶の蓋が閉まっています。

「誰か閉めたのかな~?」と独り言を言いながら、風呂蓋を開けた瞬間。
なんと、そこには夫の友人が丸まって潜んでいました!

人がいるはずのないと思っていた場所に人がいて、それはもう驚きました。
私の悲鳴に友人や子どもたちも飛んで集まってくる始末。

その後

風呂桶に潜んでいた夫の友人によると「驚かせようと思って隠れていたらなかなか来ないから1時間くらい待っていた。」だそうです。

そんなことをする人はなかなかいないとその場は盛り上がり、この一件は笑い話になったのですが……。隠れていたのがもし見知らぬ人間で、悪意を持って家に侵入していたのだとしたら、笑い話では済みませんよね。

鍵を開けっ放しにするということは、泥棒を自ら招待しているようなものです。「本当に泥棒や危険人物だったら危ないね」「これまで少し不用心過ぎたかもね」と防犯意識を見直すきっかけになりました。

その日を境に我が家の日常は少し変化し、「鍵は最後に入った人が閉める」「来客はチャイムを鳴らす」というルールが設けられるようになりました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Emi.A

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