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腸内悪化でどんどん太る食べ物&飲み物5つ

  • 2024.1.23

「腸内環境」と「ダイエット」には深い関係があるということをご存知でしょうか?

実は、普段食べているものが腸内環境を悪化させ、太る原因につながっている場合があります。

管理栄養士の筆者が、腸内環境の悪化を招く食べ物をご紹介します。

■腸内環境が悪化すると太る?

腸内環境の悪化は、太る原因につながります。

腸内にはさまざまな「腸内細菌」が棲み着いており、栄養素の吸収排便をサポートしています。

善玉菌が優位な腸内環境では、栄養素の吸収・身体に不要なものの排泄がスムーズに行われるため、代謝が良い=痩せやすい身体の維持に役立ちます。

反対に、腸内環境が乱れていると、身体に食べ物を溜め込みやすくなるため太りやすくなるのです。そのため、ダイエット中は腸内環境を整えることが大切です。

■腸内環境の悪化を招く食べ物・飲み物5つ

(1)市販の甘いヨーグルトドリンク

ヨーグルトドリンクは、ヘルシーなイメージが強いですよね。

しかし、市販のものは人工甘味料砂糖が使われていることが多く、それらの摂取を続けると、腸内細菌叢のバランスを悪くしたり腸内の炎症を招く場合があるのだそう。

そのため、「砂糖不使用」や「人工甘味料不使用」などの記載があるヨーグルトドリンクを選ぶようにしましょう。

(2)冷たい炭酸水やスムージー

炭酸水やスムージーは、身体に良い影響をもたらす飲み物として知られていますよね。

しかし、冷たい状態で飲むと腸内環境を悪化させる可能性があるため、注意が必要です。

冷たい飲み物は腸を冷やすため、腸内の血行が悪くなりやすいです。血行が悪くなると腸内細菌の働きが低下するため、腸内環境の悪化につながってしまいます。

なので、炭酸水やスムージーを常温で飲むことをおすすめします。

スムージーを常温で飲むことに抵抗がある場合は、冷たいスムージーを口の中で噛むようにしてから飲み込みましょう。

(3)ベーコン&ウインナー

「動物性タンパク質」や「脂質」の過剰摂取は、腸内に悪玉菌を増やす原因につながります。

過剰摂取によって体内に吸収されなかったタンパク質は悪玉菌のエサとなるため、腸内環境の悪化を招いてしまうのです。

ベーコンやウインナーは動物性タンパク質&脂質が多い食材なため、過剰摂取によって腸内環境の悪化を招く場合があります。

また、摂取エネルギー&脂質量が増えることからも、太りやすくなるでしょう。

手軽に食べることができるので便利ですが、食べ過ぎには注意してください。

(4)市販の唐揚げ

唐揚げはベーコン&ウインナーと同様に動物性タンパク質と脂質が多く含まれるため、腸内環境を悪化させやすい食べ物です。

特に市販の唐揚げは作られてから時間が経過している場合が多く、油が酸化している可能性があります。

腸内環境だけでなく健康にも悪影響を及ぼすことがあります。

揚げ物を食べたい場合はなるべく自宅で調理するのがベストだといえます。

(5)コーヒー&緑茶

コーヒーや緑茶などの「カフェイン」が多いものは、便秘の原因につながる場合があります。

カフェインには利尿作用があるため、過剰摂取すると体内の水分が減り、やがて腸内の水分量まで減ってしまうと考えられます。そのため、便秘を招く可能性があります。

便秘になると腸内に悪玉菌が増殖しやすく、腸内環境の悪化につながります。

カフェインには脂肪燃焼効果が期待できるため、ダイエット中にコーヒーや緑茶を飲む方は多いかと思います。ですが、普段から便秘傾向の方は注意してください。

普段食べているものが腸内環境を悪化させ、太る原因につながっている場合があります。ぜひ、普段の食生活を振り返るきっかけにしてみてくださいね。

(フリーランス管理栄養士 今井 尚美)

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