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「今の、なんだった…?」糖尿病の母が食べるはずのない物が押入れにごっそり<母の認知症介護日記>

  • 2024.1.23
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アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。母・あーちゃんの気になる様子についてかかりつけの医師に相談したところ、新しい薬が追加されることになりました。どんな薬かとインターネットで調べてみると、中期以降の認知症に処方される薬のようでした。まだ診断を受けて半年足らずだというのに、思ったよりも早く進行している事実にショックを受けるのでした……。

新しく薬が追加されてから、最初の通院。毎回着ていたカーキのブラウスではなく、黒のワントーンコーデでオシャレになっていた母・あーちゃん。もしかして、新しい薬が効いている?と淡い期待を抱いたものの、外食をすれば「これ何?」の繰り返し、出先でも「トイレに行きたい」の無限ループ、さらに外出している目的もすっかり忘れていて、相変わらずのあーちゃんでした。

一体何を食べているの…?

銀行に到着すると、あーちゃんはやっぱり今日の目的を忘れていました。

銀行のお姉さん、いろいろとありがとうございました……。

再発行していたキャッシュカードがなくなっていることが発覚。

その後、掃除をするため実家に向かい、まずは台所をチェック。予想どおり、使用感ゼロ。

とりあえず、見えるところからどんどん片付けていきます。

そこで、箱に隠してあったキャッシュカードを発見……!

それはこっちのセリフ……。

隠した理由は本人しかわからない……。

実印を預けたことを忘れ、印鑑登録の変更をしていた……。しかも、たんたんと!

※たんたん:ワフウフの実父(あーちゃんの夫)

よりによって、あーちゃんの財産を狙うたんたんと手続きをするなんて……。

悲しそうな表情はするけど、きっと怒られている理由はわかっていない……。

そんな中、押し入れを開けると……。大量のお菓子を発見!

あまりの衝撃に、姉妹で顔を見合わせます。あーちゃんは糖尿病も患っているのに……? お菓子……?

延び延びになっていた銀行の手続きに向かった私たち。あーちゃんは、銀行のお姉さんに誘導されないと書類が書けない状態でしたが、なんとか手続きは終了。続いて掃除と失くしたらしいキャッシュカードの捜索のために、そのまま実家へ直行します。

実家に入ってまずチェックしたのが台所。予想通り、まったく汚れていないので食事の用意はしていないと思われます。パンやバナナがあったので、そういった調理不要なものを食べているのか……? と、考えている時間はなく、すぐに部屋の掃除に着手。探していたキャッシュカードも無事に発見しました。

そんな中、あーちゃんが勝手に実印登録の変更手続きをしていたことが発覚。次から次へと問題が出てきます……。さらに、片付けようと思って開けた押し入れの中に、大量のお菓子を発見! よく見ると、賞味期限が何年も切れているものもあります。そもそも、あーちゃんは糖尿病なので、お菓子が家にあるはずがないのですが……。これは、一体どういうことでしょう??

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銀行の手続きが済んでひと段落だと思ったところで、大きな問題が発覚しましたね。隠していたお菓子を食べていたとしたら、糖尿病にも影響がありそうです。もしかして、自分に持病があることも忘れてしまったのでしょうか……? より管理が必要になってきますね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:マンガ家・イラストレーター ワフウフ

ベビーカレンダー/シニアカレンダー編集室

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