1. トップ
  2. エンタメ
  3. 2024年の韓国女子ゴルフツアーは“金の宴”!史上最大規模の賞金総額で全30大会開催へ

2024年の韓国女子ゴルフツアーは“金の宴”!史上最大規模の賞金総額で全30大会開催へ

  • 2024.1.23

韓国女子プロゴルフツアー(KLPGA)が347億ウォン(日本円=約34億7000万円)の“金の宴”となって開催される。

過去2年に渡り実施されたシーズン制を単年制に変更し、韓国女子ツアー国内開幕戦のスポンサーとして定番だったロッテは、7月の「ロッテオープン」1大会のみの開催にとどまるなど規模を縮小した。

KLPGAは1月22日、2024年シーズンの日程を発表した。

正規ツアー(1部)は、来る3月7日から10日にかけて、シンガポールのタナメラCCで開催される「ハナ金融グループ・シンガポール女子オープン」を皮切りに、11月8日から10日にかけてラビエベルCCで開催される「SKスィルドス・SKテレコム・チャンピオンシップ2024」まで、全30大会が行われる。

正規ツアーの賞金総額は史上最大規模の約320億ウォン(約32億円)だ。

今季からは「ロッテレンタカー女子オープン」と「セルトリオン・クイーンズマスターズ」が廃止となった。ロッテは7月にベアーズベスト青羅(チョンラ)で開催する「ロッテオープン」の1大会のみを開催する。これは米国女子ツアーなど、KLPGA以外の方に目を向けたものと思われる。

6月7日から9日にかけて開催を予定していた大会は、タイトルスポンサーを確保することができなかった。このため、同日に発表した30大会中29大会が確定される。

また、大会会場を確定できなかった大会も目に付く。

メジャー大会「DBグループ・第38回韓国女子オープン・ゴルフ選手権大会」をはじめ、「第12回E1チャリティーオープン」や「第11回済州三多水マスターズ」など大規模な大会が開催地を確定できなかった。

これは、新執行部を編成して新シーズンの準備を進めている韓国男子プロゴルフ(KPGA)コリアンツアーが、来る2月6日に日程発表をすることにより、話題を先取りするために先に発表したという見方もある。

一部の大会のメインスポンサーが日程変更を望んでおり、ゴルフ場の渉外ができなかったという話も出ている。今年も、「最初の大会から最後の大会まで全日程を確定」することはできなかった。

それでも、KLPGAは「大会数は2つ減ったが、賞金総額は史上最大規模だ。賞金総額10億ウォン以上の大会が19大会に増え、全体の63.4%となった。昨年は9億9000万ウォンだった平均賞金額も今年は10億7000万ウォンに向上し、正規ツアー史上初めて平均賞金額10億ウォンの時代が開かれた」と自評した。

ロッテが開幕戦を開催しないことで、昨年に招待大会を開催した斗山建設が、国内開幕戦として「斗山建設We'veチャンピオンシップ」を開催することになった。済州の名門テディ・バレーCCで4月4日から7日までの4日間、熱戦を繰り広げる。

なお、ドリームツアー(2部)は計20大会、賞金総額16億8000万ウォン(約1億6800万円)をめぐって来る4月8日にティーオフする。

ジャンプツアー(3部)は16大会で賞金総額4億8000万ウォン(約4800万円)、チャンピオンズツアー(シニアツアー)は7大会で賞金総額4億9000万ウォン(約4900万円)で開催される。

ユン・イナ
(写真提供=KLPGA)ユン・イナ

以下、韓国女子ツアーの2024年シーズン大会日程。

―3月

3月7~10日:「ハナ金融グループ・シンガポール女子オープン」(賞金総額110万シンガポールドル)

3月15~17日:「ブルーキャニオン・チャンピオンシップ」(賞金総額65万ドル)

―4月

4月4~7日:「斗山建設We'veチャンピオンシップ」(賞金総額12億ウォン)

4月11~14日:「メディヒール・韓国日報チャンピオンシップ」(賞金総額10億ウォン)

4月19~21日:「ネクセン・セントナインマスターズ2024」(賞金総額9億ウォン)

4月25日~4月28日:「CreaS F&C 第46回KLPGAチャンピオンシップ」(賞金総額13億ウォン)

―5月

5月3~5日:「第10回キョチョンハニー・レディースオープン」(賞金総額8億ウォン)

5月10~12日:「2024 NH投資証券レディースチャンピオンシップ」(賞金総額8億ウォン)

5月15~19日:「2024 斗山マッチプレーチャンピオンシップ」(賞金総額9億ウォン)

5月24~26日:「第12回E1チャリティーオープン」(賞金総額9億ウォン)

5月31日~6月2日:「MBN女子オープン」(賞金総額10億ウォン)

―6月

6月7~9日:「大会名未定」(賞金総額12億ウォン)

6月13~16日:「DBグループ・第38回韓国女子オープン・ゴルフ選手権大会」(賞金総額12億ウォン)

6月20~23日:「BCカード・ハンギョンレディースカップ2024」(賞金総額14億ウォン)

6月28~30日:「メッコール・モナパークオープンwith SBS Golf」(賞金総額8億ウォン)

―7月

7月4~7日:「ロッテオープン」(賞金総額12億ウォン)

7月11~14日:「ハイワンリゾート女子オープン2024」(賞金総額10億ウォン)

―8月

8月1~4日:「第11回済州三多水マスターズ」(賞金総額10億ウォン)

8月22~25日:「ハンファ・クラシック2024」(賞金総額17億ウォン)

8月30日~9月1日:「第13回KG・レディースオープン」(賞金総額8億ウォン)

―9月

9月5~8日:「KB金融スターチャンピオンシップ」(賞金総額12億ウォン)

9月13~15日:「OK金融グループ・ウトメン・オープン」(賞金総額8億ウォン)

9月20~22日:「DAEBO hausDオープン」(賞金総額10億ウォン)

9月26日~29日:「ハナ金融グループチャンピオンシップ」(賞金総額15億ウォン)

―10月

10月3~6日:「第24回ハイトジンロチャンピオンシップ」(賞金総額15億ウォン)

10月10~13日:「2024東部建設・韓国土地信託チャンピオンシップ」(賞金総額10億ウォン)

10月17~20日:「サンサンイン・韓国経済TVオープン2024」(賞金総額12億ウォン)

10月24~27日:「ソウル経済レディースクラシック」(賞金総額8億ウォン)

10月31日~11月3日:「S-OILチャンピオンシップ2024」(賞金総額9億ウォン)

―11月

11月8~10日:「SKスィルドス・SKテレコム・チャンピオンシップ2024」(賞金総額10億ウォン)

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

Copyright @ 2018 Sportsseoul JAPAN All rights reserved.

元記事で読む
の記事をもっとみる