「行ったらクビ」妊娠中の妻が救急車に！上司から仕事との選択を迫られ夫が出した答えは？＜占い依存＞

ちえりさんは今年三十路の会社員。ある日、後輩が相談しているという美神先生に占ってもらうことに。翌日、職場のアイドル的な存在である相葉と偶然話すことができ、すっかり占いを信じてしまいます。しかし彼は既婚者。実家に妊娠中の妻と母を残し、単身赴任中だったのです。ある日、相葉の妻の元に夫の不倫を知らせる手紙と写真が。怒った妻は相葉の職場へ写真を送りつけ、さらに職場に向かいます。そこで相葉とちえりさんを見つけますが、妻への弁明もそこそこに相葉は逃げてしまい、ちえりさんが妻と話すことに。しかし妊娠中の妻が救急車で運ばれてしまったのです。

相葉の不倫写真が職場に送られた件について、部長のもとへ話しに向かった相葉。

部長に叱責されていた相葉のもとに、ちえりさんが走ってきて……。

選択を迫られた夫は…

「どこへ行く、行ったらクビだぞ」

妻の急変を知らされた相葉ですが、部長に引き留められてしまいます。

すると「仕事より生まれてくる子どもと妻が大切なんで」と、クビを快諾したのです。

デート商法まがいのことをしてきた相葉に対して、どの口が……と思ったちえりさん。

しかし「間違ってない」と相葉の行動を静かに賞賛するのでした。

そして、相葉はあっさりと退職します。

これには、仕返しを考えていた同僚は唖然……。

さらに相葉が水を売っていた女性職員たちが「相葉君だったから水買ってたんです」と次々と解約しにきたのです。

相葉の客を自分がとろうと思っていた同僚は青ざめるのでした。

一方で、救急車で運ばれた妻でしたが無事に出産を終えていました。

母子ともに無事でよかったですね。

そして、仕事よりも家族を選択した相葉。

今まで人を騙してきた事実は変わりませんが、退職よりも家族を選んだ相葉は夫としてまでは腐っていなかったようで安堵しました。

生まれてきた子どものためにも、これからは真面目に生きていってほしいですね。

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著者：マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。

ベビーカレンダー編集部