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リサイクルショップ店員が「こんなの売るんですかww」→ でも実は、とんでもないお宝があって──!?

  • 2024.1.22

店員さんの態度は、気分を良くしてくれることも多いですが、中にはお店に来たことを後悔するような感じの悪い人もいます。『お客様は神様』ではありませんが、最低限のマナーは守って欲しいものです。これは筆者が経験した感じの悪い店員さんとのエピソードです。

画像: リサイクルショップ店員が「こんなの売るんですかww」→ でも実は、とんでもないお宝があって──!?

リサイクルショップ

私の息子は、小さいころからカードが好きで、いろいろなジャンルのカードを集めていました。ガチャガチャや食玩だけではなく、専門のカードショップへ行って買うことも……。とても大事にしていたので、大きくなって興味が薄れてからもそのままにしていました。

そんなある日、息子がハマっていたカードをごっそり持ってきて「これ、もうやらないから売りに行こうかな」と言い出したのです。近所にあるリサイクルショップは本や家電、洋服以外にも、ゲームやトレーディングカードの買取も行っていたので、さっそく持っていくことにしました。

「これ、売るんですか?」

リサイクルショップの窓口へ行くと、何だかいかにもやる気のなさそうな店員さんが立っていました。受付の番号を無言で渡され、息子の持ち込んだカードをザッと見て

「これ、売るんですか?」

と鼻で笑ったのです。確かに、年季の入った物も多く、値段がつかないという意味だったのかもしれませんが、あまりの感じの悪さに私たちはムッとしてしまいました。

息子が「お願いします」と言うと、その店員さんはカードを持ってプイッと奥の方へ下がっていきました。

カードの値段

10分ほどして、店内に私たちの番号がアナウンスされたためカウンターへ行きました。すると今度はとても感じの良い男性が立っていて、息子の顔を見ながらニコニコしてこう言ったのです。

「実はこのカードの中にとても高価なレアカードがあるんです。これはうちの店に売ってもらえるととても嬉しいんですが、本当に売ってしまって良いですか?」

どうやら息子も知らなかった激レアのカードがあったらしく、金額はなんと15万円! 息子は「これでゲーム機が買える!」と大喜びで、売ることを決めました。

怒られた店員

私たちが売買の手続きを行っている間、一番最初に応対した感じの悪い店員は、奥の方でずっと怒られていました。

「値段の付け方もわからないのか!」
「やる気がないからミスするんだぞ!」

どうやら彼は、店としても問題になる勤務態度だったのでしょう。確かにあの感じの悪さはちょっと驚くレベルでした。

鼻で笑った『大したことのないカード』がとんでもないレアカードだった……彼にとっては大きな汚点となってしまったのかもしれませんね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K

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