「次の誕生日は、カニ買ってきてねぇ♡」自分の誕生日だけ祝わせる義母に → 孫がスカッと一言！

日頃からお世話になっている大切な人の誕生日は、心からお祝いしたいものです。しかし、誕生日会を本人から催促されたら話は別で……。今回は、私の古くからの友人であるA子さんから聞いた、自分の誕生日会を催促してくる「かまってちゃん」な姑の話を紹介します。

自分の誕生日会を催促する姑

A子には毎年来てほしくない月があります。それは2月、姑の誕生月です。1月の終わりごろになると、姑から頻繁に電話やメールが来ます。

「誕生日会この日はどうかしら？」
「今年はなにが食べられるのかしら～蟹とかいいわね～」
「今年はプレゼントなにがもらえるのかしら～」
などと、ウキウキしながら自分の誕生日会が開かれることを前提に話をしてきます。

でも、人の誕生日は祝わない……

A子は、豪華な料理やプレゼントまで要求してくる姑に心底ウンザリしていました。別に自分の誕生日を姑に祝って欲しいとは思いませんが、A子や夫の誕生日には「おめでとう」の一言もないくせに、自分の誕生日だけ息子夫婦や孫に祝わせる姑が信じられませんでした。

誕生日以外にも、母の日や敬老の日、年末年始、お盆なども手土産を持って義実家へは行っているので、もう十分だとA子は思っていたのです。

長男がスカッと一言！

誕生日が近づくにつれて、何度もA子に誕生日会の詳細をせまる電話をしてくる姑。
すると突然、長男が電話を代わり「ばあばさ～、なんでママの誕生日はお祝いしないの？ プレゼントあげたことあるの？ ないよね！」と長男が言い捨てました。それもそのはず、自分が生まれてから10年の間に、自分の祖母が自分の母親の誕生日を祝っている姿を見たことがなかったからです。

言い返せない姑

電話越しに、なにも言い返せない姑。A子は心の中でガッツポーズしました。長男の一言のおかげで、後日「誕生日会はなしで」と姑から連絡があり、姑の誕生日会は去年が最後となったのでした。

自分の誕生日だけ豪華な食事やプレゼントを要求するなんて、なんとも自分勝手な姑ですね。誕生日のお祝いをしてあげたくなるような、やさしい人になってほしいものです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：ichika.K