飛行機で帰省中、夫の隣の席で「ギャァァアーーー！！」と悲鳴を上げる女性。一体、何が？！

年末年始に飛行機を利用して旅行や帰省をする人もいるのではないでしょうか。電車やバスと違い、飛行機は途中で降りることができないため、トラブルが起きてもなかなかその場を離れられないのがネックですよね。今回は帰省中の機内で起こったエピソードを友人が聞かせてくれました。

離島に帰省することに

友人のA子は九州地方の離島の出身で、普段は長期休暇のたびに夫とともに船で帰省することにしています。

しかし、去年の年末年始はどうしても仕事の都合がつかず、実家に1泊しかできなくなってしまったため、少しでも時間が短縮できるように船ではなく飛行機で帰省することにしました。

帰省当日、飛行機に乗り込んだA子たち。年末ということもあり機内はほぼ満席です。

チケットに印字された座席番号に辿り着くと、3列シートの窓際に1人の若い女性、その隣に夫、そして通路側にA子という並びでした。

窓際に座っているのが女性ということもあり、A子は気を遣って自分が真ん中に座ろうかと一瞬考えましたが、すぐトイレに行けるようにと結局通路側に座ったそうです。

後にA子はこの選択を後悔することになります……。

乗客が問題なく乗り込み、飛行機は定刻どおり離陸することになりました。

行き先が離島ということもあり、あまり大きい飛行機ではないので、揺れがダイレクトに伝わってきます。
そして、いよいよ飛行機が地上を離れるというその時！

「ギャーーー！！」

突然、夫の隣に座った女性が叫び声を上げたのでA子はびっくり！
近くの席の人もザワザワしています。

すると、隣に座る夫が真っ青になって、女性に「すみません！」と謝りました。
一体どうしたの？！とA子が事情を聞くと……

飛行機に乗り慣れていない夫は離陸の瞬間に恐ろしくなってしまい、咄嗟にA子の手を握ろうとしたのですが、テンパっていて間違ってA子とは反対側の女性の手を強く握り締めてしまったというのです！

突然知らない男性に手を握られた女性は、そりゃビックリしますよね……。

事情を説明し、夫婦で平謝りしてなんとか許してもらえましたが、周囲からの視線も刺さり、到着まで気まずい思いをしたそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：藍沢ゆきの