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今年、「武器になる資格」は何だと思う?ITの資格がトップ3に初ランクイン【トップ10公開】

  • 2024.1.22
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「2024年武器になる資格は?」と聞かれてどんな資格が思い浮かぶだろうか。ユーキャンが調査したところ、1位は「ファイナンシャル・プランナー」だった。これは2023年の調査から2年連続の結果だ。「FPくらいポピュラーな資格なら1位でも当然では?」と思う人もいるかもしれないが、”2年連続”ということは、その前の年はFPではなかったわけだ。FPが首位になる前は、どんな資格が選ばれていたのだろうか。2024年の武器になる資格ランキングの、2位以下の結果とともに確かめてみよう。

■2023年と2024年でランキングはどう変わった?

2024年の武器になる資格は、ユーキャンが2023年10月にインターネットで調査したもの。ただし調査対象は20代から60代までの男女421人しかいないため、あくまでこの点は踏まえた上で確認したい。最新のトップ10は以下の通りだ(カッコ内は2023年・前年の結果)。

●2024年武器になる資格(2023年順位)

1位 ファイナンシャル・プランナー(FP)(1位)
2位 ITパスポート(10位)
3位 簿記(3位)
4位 マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト(MOS)(4位)
5位 宅建士(9位)
6位 TOEIC L&R TEST(ー)
7位 ケアマネジャー(介護支援専門員)(6位)
8位 行政書士(2位)
9位 社会保険労務士(5位)
10位 医療事務(ー)
(複数回答)

1位がFPになったことについては、武器になると思うと回答した人からは「新NISAが始まり投資への関心が高まるから」(65歳男性)「資産形成が大切な時代になってきていると感じているから」(24歳女性)といった声があがったといい、ユーキャンは「最近の物価高や円安などの金融不安から金融リテラシー向上のために学ばれる方が増えているようです」と分析している。

2位の「ITパスポート」はトップ3に初ランクイン。「デジタル化が進む中で、ITの知識を身に付けておくことは、今後大切になってくると考えている」(23歳女性)といった声があったという。

2023年の1位もFPだったわけだが、その前のランキングではどうだったのだろうか。ユーキャンによると、2022年の首位は「簿記」で、さらにそれ以前は、3年連続で「TOEICテスト」だったという。コロナ禍が落ち着きをみせる一方、物価高や円安などが進む中で、将来のお金の不安が大きくなっているのかもしれない。

■「リスキリング」を知っている人の割合はどれくらい?

調査ではまた、「リスキリング」「学び直し」についても聞いており、これらの言葉を知っている人はそれぞれ22.4%、30.5%しかいなかった。ただ「聞いたことはある」まで含めると、リスキリングは約5割、学び直しは約7割が認知していることが分かったという。

リスキリングや学び直しに興味があるという人は、約6割(とてもある、ある、少しあるの合計)いたといい、その理由について聞いたところ、「市場の変化によって、スキルの需要や使い方が変化するから」(30代女性)、「自分自身をバージョンアップしないと世の中についていけなくなる感じがする」(40代男性)といったもののほか、「これからの人生が充実しそうだから」(50代女性)、「将来に不安を感じるから」(60代女性)といった理由が挙がったという。

ユーキャンは「各性年代別でリスキリングに対しての意識が様々ではあるもののスキルアップや学ぶことへの前向きなお声が多く、どの年代でも関心の高さがわかる結果」だったとコメントしている。

文/編集・dメニューマネー編集部

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