【橋本環奈】2023年は浜辺美波と！2年連続「紅白司会」の経験

「紅白」という大舞台では、いい緊張感を持ちたい！

昨年末の初紅白はめちゃくちゃ楽しくて、4時間半の生放送が10分くらいに感じました。しんどかったのは、高いヒールでたくさん踊らなきゃならなかったことくらい（笑）。今年もまた抜擢していただけて驚いたし、うれしかった。紅白はとても大きな舞台。だからこそ、いい緊張感を持って臨むようにしています。ガチガチに緊張するのはダメだけど、気持ちを緊張でほどよく引き締めていたほうが成功するって、これまでの経験でわかっているから。

みぃちゃん（浜辺美波）と“紅白お疲れさま飲み”をする

紅白の司会はなんと、大親友のみいちゃん（浜辺美波さん）と一緒。彼女って可愛くて、真面目で、頑張り屋で、仕事に誠実。さらに大の仲良し目線でマウントを取らせていただきたいのですが、これほど完璧なのに、お茶目で人間味もあるんです。もちろん仕事だから、誰と一緒だったとしても頑張ることには変わらないけど、紅白後に「お疲れさま」って彼女と乾杯するのがとにかく楽しみ！

一度下した決断は後悔しない「人生何周目？」ってよく聞かれます（笑）

人生ってどうなるかわからないから面白いわけで何かを決断するときに「悪い結果になったら……」とは考えないようにしているし、たとえ失敗しても後悔はしません。なぜそうなったかを検証して、反省して、次に活かすことは大事にしていて、結果についてくよくよしたって何も変わらないので、そこは考えすぎないようにしています。そもそも失敗すること自体、悪いことじゃない。成長するいいきっかけにもなれるので。この話をするとみんなから「なんでそんなに達観してるの？ 人生何周目？」って言われちゃうんですけどね（笑）。

“人”と“運”に恵まれていると信じている

揺るぎなく信じているのは、私は“人”と“運”に恵まれているという点。これまでの芸能生活を振り返ってもいい仕事に恵まれてきたなと思うし、いい選択ができてきたなと思うし、さらに知り合う人がみんな、私にプラスとなるようないい刺激を与えてくれる人ばかり。それに感謝して、私自身もいい刺激を返していきたい。

Today’s Make-up
ピンクのあどけなさが今の気分です

血色感あるピンクはこの春気になるカラー。下まぶたにもじんわり効いてて、ツヤリップと相まってあどけないムードになるのが好き。

女優

橋本環奈／Kanna Hashimoto

1999年2月3日生まれ。福岡県出身。コメディからシリアスなサスペンスまでどんな役柄もこなす演技力と透明感あるルックスで数多くの作品に出演。3月放送予定のドラマ『万博の太陽』（テレビ朝日）、秋スタート予定のNHK連続テレビ小説『おむすび』で主演を務めるなど2024年も活躍が期待されている。25歳の誕生日の2月3日に、自身3冊目となる写真集『カレイドスコープ』（講談社）が発売される。

撮影／中村和孝 ヘアメイク／NAYA スタイリング／NIMU（まきうらオフィス） 取材・文／中川知春