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「おじさんの目は見えている」少年の言葉に血の気が引く|疑う気持ちも大切

  • 2024.1.21

街中で困っている様子だったおじさんを見かけて声をかけた主人公。急にがっちりと腕をつかむおじさんのようすに、日ごろから目の不自由な叔母をサポートしている主人公は違和感を覚えます。家まで送ろうとマンションのエレベーターに乗りますが、一緒になった少年の何気ない一言に、主人公はゾッとします。みほはは(@miho.haha)さんのフォロワーさんが体験したことを描く『疑う気持ちも大切』第5話をごらんください。

少年の何気ない一言から発覚したおじさんの嘘。主人公は、困った人の力になりたいと思っていました。おじさんは、そんなまっすぐな思いにつけ込み、目が見えないふりをしていたのです。人の善意につけ込んだこの行動は、許されるものではありませんよね。

子どものやさしさを守るために「疑う」ことも大切

困っている人を助ける習慣が身についていたみほははさんのフォロワーさんは本当に素敵です。しかしあるとき、目の不自由な方を家まで送り届けた際、部屋に連れ込まれそうになる体験をしたといいます。怖い経験を通して、人の優しい気持ちにつけ込む人がいるという危険を知りました。日常に潜む危険から子どもを守るため、知らない人とはなるべく関わらないのもやむを得ないと感じる時代なのかもしれません。

とはいえ、困っている人を助けたい子どもの気持ちには寄り添いたいところ。そのためには、危険を回避するための対策も併せて伝えることが大事です。
「一人でいるときはついていかない」「他の大人を呼ぶことで助けることができる」幼い子どもにはわからないと決めつけず、子どもの理解力に合わせて危険を避けるためのルールを決め、くり返し確認するようにしましょう。

困っている人に寄り添う優しさと、万が一の危険を避ける賢さの両方を教えてあげたいですね。

著者:emisuke_113

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