1. トップ
  2. メイク
  3. 後輩「顔色ひどいですよ! 絶対体調悪いですよね?」心配されるも → 私「あの、言いづらいんだけどさ」

後輩「顔色ひどいですよ! 絶対体調悪いですよね?」心配されるも → 私「あの、言いづらいんだけどさ」

  • 2024.1.21

仕事がハードでとても疲れているときに、体調を心配してくれる人がいると嬉しくなりますよね。ただ、友人に聞いたのは、「気持ちは嬉しいけども!」となるちょっぴりフクザツなものでした。

画像: 後輩「顔色ひどいですよ! 絶対体調悪いですよね?」心配されるも → 私「あの、言いづらいんだけどさ」

セールは驚異の忙しさ

アパレル店員をしていると、年に数回はとんでもない忙しさの日を経験します。

今日はまさにその日でした。セールで朝から凄まじい忙しさで、夕方まで休憩に行くこともできませんでした。

ようやく休憩に入り、ホッとひと息つきました。
朝からずっとお客さんと話していて喉はカラカラだし、ずっと動き回っていたので体もクタクタです。

そこに、後輩も休憩に入ってきました。

「顔色が悪すぎる!」

「お疲れさまです!」と言いながらこちらに歩いてくる後輩に向かって

「お疲れさまー! いやぁ疲れたね、もう限界だけど、あと数時間もうひと踏ん張りだね!」
と話しかけました。

すると、
「えっ? 私さん顔色悪すぎですよ! 大丈夫ですか?」
と驚いた様子の後輩。

私は「ちょっと疲れてたのかな? うん、全然大丈夫だよ」と返答しますが、後輩は

「絶対体調悪いですよね? 気づかなくてすみません! 無理しないでください! 帰られます?」なんて聞いてきます。

本気で心配してくれている後輩の姿にびっくりしつつ、
自分ではまったくわからないけど、実は体調悪かったのかな? なんて心配になってきました。
そして鏡で自分の顔色を確認してみました。

なんとも複雑な気持ち

鏡に映った自分を見て、どういうことかを理解しました。

簡潔に言うと、化粧が落ちていただけでした。

本来ファンデーションで隠していたクマやくすみがあらわになり、チークや口紅もなくなっています。

確かにきれいではないですが、「私って化粧が落ちたらそんなにヤバいの?」とちょっぴりショックを受けました。

心配してくれている後輩に
「ごめん、言いづらいんだけど……これ化粧落ちてるだけだわ。」

それを言うと私は、こらえきれずに笑ってしまいました。
後輩も「すみません!」と言いつつ、一緒に笑っていました。

私って化粧が落ちたらそんなにヤバいの? とショックだったことと、
自分も疲れているのに、体調を心配してくれる後輩に対しての嬉しさとで、ちょっとフクザツな気持ちでした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:橘るい

元記事で読む
の記事をもっとみる