夫「な？ 嫁の料理マズいだろ？（笑）」夫の友達に食べてもらうと → 「もうやめろよ」思わぬ展開に！？

せっかく作った料理に文句を言われると、誰だって腹が立ちますよね。今回は、妻の手料理に文句ばかり言う夫のエピソードです。「まずい」「まずくない」で揉めた夫婦は、夫の友達にジャッジしてもらうことにしました。友人から聞いた話をご紹介します。

妻の料理をけなす夫

A子はいつも、夫のB男から手料理をけなされていました。「味が薄い」「焼き方が下手」などとケチをつけ、必ず「まずい」とけなすのです。
A子は自分ではまずいと思っておらず、「そんなことない！ せっかく作ったのに失礼すぎる！」と反論し、ケンカになっていました。

他人の意見を聞くことに

B男は「他人に判断してもらおう。それなら文句ないよな」と言い、自宅に友達数人を連れてきました。
A子はケンカの勢いで了承したものの、料理に絶対的な自信があったわけではありません。一抹の不安を抱きながら、手料理を振る舞いました。

A子の料理を食べたB男は、いつものように「まずい！」とけなしました。そして「みんなもそう思うだろう？」と友達に同意を求めたのです。

料理を食べた友達の反応は？

A子の料理を食べた友達は、全員「おいしい」と褒めてくれました。緊張していたA子はホッと一安心。
B男は「お世辞は言わなくていいから！ 本当のことを言えよ！」と迫りましたが、友達は「本当においしいよ」「B男の舌がおかしい」と言い、料理を完食してくれました。
その様子に嘘は見られませんでした。

友達がネタばらし

食事後、友達のC太が「男の面子なんて気にしてたら、奥さんに逃げられるぞ」と、B男を注意しました。B男はそれを聞いて、ふてくされた態度。
「なんのこと？」と不思議がるA子に、C太が事情を説明してくれました。

実はB男は事前に「女はつけあがらせると調子にのる。出された料理をまずいと言ってくれ」と、友達に指示していたのです。
B男がずっと料理をけなしていたのは、妻より優位に立ちたかったから。本当はまずいと思っていなかったのです。
友達にネタばらしをされたB男は立場がなくなり、急にしょんぼり。
A子は「卑怯な真似をして！」とB男を怒り、その後料理に文句を言うことを一切許さなかったそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：江田愉子