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【痛いおばさん】になってない?おしゃれな人が実践してる2つの着こなしルール

  • 2024.1.21

服はたくさんあるのに、何を着てもあか抜けない…そんな悩みを抱えている方はいませんか。スタイリストとして活躍している黒田茜さんの著書『服はいっぱいあるのにあか抜けきれないと思ったら』には、モデル体型でなくてもあか抜ける着こなしのテクニックが満載。その中から、一度身につけたら一生使える2つのルールを厳選して紹介します。

ルール1.トップスはショート丈かロング丈で

トップス選びで最も重要なのは、ズバリ着丈。着丈がちょうど腰骨の位置にあたるトップスをそのまま着ると、全体がメリハリのないスタイルになってしまいます(左)。ショート丈のトップスとしてベストな着丈は、おへそ〜おへそ下2㎝くらいまで。身幅にややゆとりがあり、体に張り付かない素材とデザインを選ぶのがポイントです(中央)。
また、ロング丈のトップスは、お尻下か、ふくらはぎが隠れるくらいの丈を選ぶと好バランスに。ウエストとお尻の位置をカムフラージュしてくれます分るロング丈のトップスは、チュニック丈(お尻下とひざの間)は避け、お尻下かふくらはぎが隠れるくらいの丈を選ぶと好バランスに。ウエストとお尻の位置をカムフラージュしてくれます。

ハリのあるショート丈シャツには、長めのボトムスをチョイスしてみたり、厚みのあるニットは、スッキリ見えるショート丈を選んでみるのも有効。また、ちょうどお尻が隠れる丈のニットは、程よいリラックス感を出せるので、自然とこなれた印象へ導いてくれます。
今まで、なんとなく「デザインが素敵」「流行っているカラー」で選んでいたトップスは、着丈に注目してみましょう。さらに手持ち服とのバランスを考えることで、あか抜けないコーデから抜け出せます。

ルール2.脚の付け根・お尻の終わり位置を見せるな

パンツスタイルは、下半身のシルエットが丸わかりになってしまうので、スカートやワンピースより苦手という方が多いのではないでしょうか。そこで、パンツを選ぶときは特に「脚の付け根」と「お尻の終わり」に注目してみましょう。

テーパードパンツの場合は、腰まわりにゆとりのあるデザインを選ぶと、ヒップラインをうまくカバーできます(左)。タックやギャザー入りのワイド系パンツは、スカートのようなシルエットなので、自然と脚の長さをカムフラージュ(中央)。スカートの中でもヒップのシルエットが出やすいタイトスカートは、長めのトップスでヒップラインを隠すと安心です(右)。ボトムスを選ぶときや、コーディネートするときに「脚の付け根やお尻の終わりの見え方がどうなっているか?」を鏡の前でチェックすると、バランスのいいコーディネートが叶います。

色使いや小物、顔周りまでこだわれば完璧

体型を上手にカバーできる着丈やデザインだけでなく、トップスとボトムスの色を変えて、しっかりコントラストのあるコーディネートにしてみたり(左、中央)、コーディネートにマッチしたヘアスタイルやアクセサリーにまで注意深くバランスを調整すると(右)、よりしっくりくるスタイルに出会うことができます。

知っておけば流行問わずバランス上手なおしゃれさんに

コーディネートのバランスを考えるだけで、モデル体型でなくてもあか抜けて見えます。『服はいっぱいあるのにあか抜けきれないと思ったら』には、今回ご紹介したルールのほかにも、思わずうなずいてしまうような解説が満載。流行を問わず、知っておくだけであか抜けた着こなしが実現するので“コーデ迷子”の方は、ぜひ手に取ってみてください。

writer / 桐生奈奈子 photo / 株式会社かんき出版

取材協力

服はいっぱいあるのにあか抜けきれないと思ったら
刊行:株式会社かんき出版
著者:黒田茜
定価:1,540円(税込)
https://kanki-pub.co.jp/pub/book/9784761276744/

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