2016年デビュー組の“同期”がソロデビューでも同期に！ソロの期待大きいK-POPアイドル3人

デビュー同期たちが相次いでソロデビューを控えている。韓国アイドルにとっての“魔の7年ジンクス”を乗り越え、ソロ活動で第2章をスタートさせる予定だ。

ASTROのチャ・ウヌ、宇宙少女のソラ、そしてPENTAGONのフイがソロデビューする。

2016年にデビューして今年で9年目となる彼らは、少し遅いソロデビューで新しい挑戦に乗り出すことになった。長らく活動してきたグループとは違って、ソロアーティストとして各自の名前を刻む準備を終えた。K-POP界デビューの同期であり、ソロデビューでも同期になった彼らだ。

ソロデビュー同期にもなる3人

先立ってPENTAGONメンバーのフイは1月16日、初のソロアルバム『WHU IS ME : Complex』を発表し、ソロアーティストとしての第一歩を踏み出した。PENTAGONではなく、フイの名前を前面に掲げた第一歩で、彼だけの音楽とパフォーマンスを見せる見通しだ。

フイのソロデビューにおけるキーワードは「オールラウンダー」だ。フイはこれまで『SHINE』『Daisy』『NEVER』『Energetic』など数多くのヒット曲を作り、音楽的な才能を証明した。PENTAGONの音楽作業も続け、“自主制作アイドル”としての才能を輝かせたりもした。

今回のソロデビューでもフイのアイデンティティといえる、自主制作アイドルとオールラウンダーのキーワードを強調した。フイはソロアルバム全曲の作詞・作曲に参加し、独特ながらもユニークな魅力の音楽を完成させた。

特にフイは、PENTAGONのメインボーカルにふさわしい豊かな声色と爽やかな歌い方、そして個性的なパフォーマンスの実力を、そのままソロデビューに溶け込ませた。さらにフイだけのユニークな世界観に、自伝的な話を盛り込んだ。

自分自身の欠乏とコンプレックスを認め、これを克服する過程を経たフイが、自分だけのやり方で世の中を変化させるという覚悟を感じることができる。

宇宙少女のソラは、グループ初のソロデビューに乗り出す。

ソラは来る1月23日に初のソロシングルアルバム『INSIDE OUT』をリリースする。デビューから8年で初めて発表するソロアルバムだ。宇宙少女のリードボーカルで、作詞・作曲にも携わっているだけに、ソラだけのアイデンティティを盛り込んだソロデビューになるものと期待を集めている。

ソラのソロデビューのキーワードは「限界のない変身」だ。ソラは今回のアルバムを通じて、自分だけの感性を色濃く溶かした。宇宙少女とはまた違うソラだけのカラーと音楽、感性を込めて、ひとつの説明では定義しにくい多様な感情について話す。シンガーソングライターとしての一面を見せ、これまで知らなかったギャップのある魅力を見せるという戦略だ。

ソラはソロデビューに先立って多様な姿を見せながら、早くも限界のない変身を予告している。強烈なカリスマ性と魅惑的なオーラ、自然で清楚なムードまで、両極端な魅力を自由に行き来している。宇宙少女の初ソロデビューがどんな結果をもたらすか、期待される。

そしてASTROのチャ・ウヌも、オールラウンダーの姿を見せる見通しだ。

ASTROのメンバーとしてK-POP界にデビューしたチャ・ウヌは、演技活動まで活発に展開し、俳優としてファンに会っている今日この頃だ。ドラマ『ワンダフルデイズ』や『ワンダフルワールド』で相次いで主人公となり、主演俳優の立場を確実に固めた。

演技者として活動に拍車をかけているチャ・ウヌは、ソロデビューを通じてオールラウンダーの姿を見せる予定だ。今年上半期のリリースを目標に、ソロアルバムを準備しながら、さらなる挑戦に乗り出す。今回の活動を通じてグループ活動、演技活動、さらにソロまで、チャ・ウヌの多才さが証明されるものと期待される。

またチャ・ウヌは、2月に開催されるファンコンサートを通じて、ソロアルバムの収録曲のステージを初めて公開するとも予告した。これまで演技活動やドラマOSTに参加したことはあるが、ソロアルバムを発表するのはデビューから8年で初めてとなるだけに、ASTROや俳優ではない“ソロ歌手チャ・ウヌ”の魅力がアピールされると見られる。

2016年のデビュー同期であり、ソロデビュー同期となる3人に要注目だ。

（記事提供＝OSEN）

◇チャ・ウヌ プロフィール

1997年3月30日生まれ。韓国・京畿道出身。2014年に韓国で公開された映画『世界で一番いとしい君へ』で俳優デビューし、その後現在の所属事務所Fantagioに練習生として入社。2016年に6人組ボーイズグループASTROのメンバーとして歌手デビューした。アイドルに俳優、モデルとして多方面に活躍している。2019年に放送された『新米史官ク・ヘリョン』（MBC）は、初の地上波ドラマ主演作となった。