「体デカいわぁww」毒舌系のイタいママ友が、運動会で暴言！？会場に大声が響き渡り──！？

毒舌はテレビなどで観ている分には面白いかもしれませんが、実際に自分の近くにいる人が言うと、イライラ・ハラハラさせられますよね。これは筆者の周囲にいる、毒舌がかっこいいと思っているイタいママ友のエピソードです。

毒舌がかっこいい？

息子のクラスにいるママ友・Sは『毒舌がかっこいい！』と思い込んでいる人です。どうしてそんな考えになったのかは分かりませんが、学校の保護者会で担任の先生に暴言を吐いたり、行事のときに他の学年の保護者に文句をつけたりするので、トラブルメーカーとして周囲からは敬遠されていました。

Sの暴言は思ったことをハッキリ言うのとは種類が違っていて、一種の悪口のようなことを平気で言います。私も『大人としてどうなんだろう』と思う発言をいつも聞いていたので、苦手意識を持っていました。

ある年の運動会のことです。
息子の学校は全校生徒が100人ほどの小さな学校。運動会を盛り上げるために、自治会の人などが来賓としてくることが多かったのですが……。

来賓席にふくよかな女性が座っていました。見たことのない人だったので、誰だろうと思っているといつものようにSが無神経な暴言を吐いたのです。

「何？あの人。いい年して若作りしすぎだし、そもそもデカすぎじゃね？」

Sの声はとても大きく、周囲にいる人みんなに聞こえるほどでした。来賓席も近かったので、聞こえたのではないかとハラハラ……。

すると来賓席の近くにいたPTAの役員さんが、Sのところへツカツカと歩み寄ってきてこう言いました。

「あの人は教育委員会のお偉いさんですよ。運動会とかの学校行事に参加して、その学校の評価をしに来ているんですって。」

一瞬ギョッとした顔のS。
さらに追い打ちをかけるように、他の役員さんたちがSに聞こえるような声で追い打ちをかけました。

「保護者の質は悪いって言われそうよねぇ。」

毒舌も結構ですが、どうやらSは攻撃する相手を間違えてしまったようです。
いたたまれなくなったSはその場から退散。運動会を境に毒舌も鳴りを潜めるようになりました。

自分の気持ちをハッキリ伝えることと、毒舌はそもそもの質が違います。
ましてや他人を攻撃するための悪口など、言語道断ですよね。
子どもにはどんな教育をしているんでしょう……あんな母親では子どもの将来が心配です。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：RIE.K