自分へのご褒美グセは婚期を逃す!?

自分へのご褒美グセは婚期を逃す!?

仕事に美容に恋愛に、女の人生ってけっこー大変! 私はこのままでいいのかな? 幸せになれるかな? そんなモヤっとした悩みを浄化し、毎日がもっと楽しくなる痛快エッセイを、毎週土曜日お届けします。頑張ったご褒美に、やせたご褒美に…と、ついつい自分へのご褒美を繰り返す女子たち! 自分で自分を喜ばせて、その場はとってもハッピーだけど、ズバリ、そのあと幸せになれたっけ?
【恋愛はしたいけれど1mmも傷つかずに生きたい】vol.25

「またやってしまった…」

なんのことはない、自分のご褒美癖が、ここへきて大爆発しているのだ。実は少し前、人生30年で一番のデブ期に突入してしまった。ヤバいと思って1食抜いてもサウナに入っても、膨れた体が戻らない。「ああ〜、このままだと女として死ぬ〜」と情けない叫び声をあげながら、ストイックかつ根気強くダイエットを始める気にもなれず…。まあ仕事も最近頑張っていたし、自分へのご褒美に「結果にコミット!」ということで、ダイエットジムに入会してしまった。お値段なんと13万円也。

そうして始めたプロ監視のもとのダイエットは、「食事は写真つきで報告せよ!」「あなたは寝るのが遅すぎる!」と毎日チクチクチクと指導が入り、さらに最低週2回はジムに通ってトレーニングせよと言われ、運動嫌いな私はトホホな日々を送っている。

なんとか13万円のプレッシャーにより、痩せはじめた私の体なのだが、ついつい、1キロ痩せたご褒美に、欲しかったアスリート御用達のシェイカーを購入! 2,000円! もう1キロ痩せたからさらにご褒美にアロママッサージ! 7,400円! と、ご褒美から始まったダイエットにご褒美の追加投入が止まらない。

先日はもうもう1キロ痩せたからパティスリー・サダハル・アオキ・パリのケーキを食べてしまい、さすがにそれは反省した(トレーナーさんには内緒にした)。こうして苦しいダイエット道を、ご褒美を与えることで励ましながら進んでいるのだけれど、「はて、これは本当に正しいご褒美につぐご褒美なの?」とある日突然不安が襲い始めた。

13万円で幸せは手に入るの?

何が不安になったのかというと、この13万円ダイエットは本当に未来の幸せに繋がっているのか、不安になりはじめたのだ。当初、「ダイエットは仕事頑張ったご褒美だし、痩せたらモテるっしょ!」と自分に言い聞かせて始めたわけだけど、ここ最近私はダイエットの鍵となる食生活を整えるため、外食を極力減らす生活を続けている。

つまり、女子から男子から来るお誘いを「ダイエットが終わったら…」と、保留にしまくっているわけだ。

その中には合コンや夜遊びの誘いもあったりして…それらをことごとく断ってダイエットを続け、さらに苦しいと自分のテンションをガンガン上げるためにご褒美を1,000円、2,000円、3,000円と追加投入…本当にこれは幸せへと繋がっているのか? そんな話を友達のH美にしたら、

「そうだよ〜ホント必要ないって〜! だって痩せてるもん」

と女子特有の「自分以外ダイエット不要論」が始まった。H美よ、聞いているのはそこじゃなくて、このダイエットがただのご褒美という自己満足で、逆に自分を幸せから遠ざけているんじゃないかって話なのだけど…と説明しようとして「あっ!」となった。

幸せの芽を切り捨ててるのは自分?

それはH美に久々に訪れた恋の話をしていたときのことである。イイ感じだと話してくれた男性とその後どうなっているか聞いたところ、もうすっかり忘れて、連絡もご無沙汰と言うじゃないか。

「せっかくイイ感じだったのに、何で連絡しないの?」

そう聞いてみると、

「だって好きってわけじゃないし、今は今度行く旅行のことで手一杯なんだも〜ん☆」

「……って、はい?」ビックリした。だってその旅行まで、まだ1ヶ月以上あるからだ。

「その旅行、再来月でしょ?」

そう冷静に聞き返すと、

「そうだけど、楽しみすぎて今は考えられない!」

と、目をキラキラさせて答えていた。旅行計画はおまかせ派の私的には、そのテンションが理解できなかったけど、構造としては私のダイエットと同じ。自分へのご褒美旅行で、未来の幸せに繋がりそうな芽を摘み取っているのだ。

「むむ、コヤツを批判する資格、私にナシ!」

半面教師に彼女を見つめながら、「でもお土産は買って、それをネタにデートしなよね」とおせっかいにもアドバイスだけしておいたら、後日、私にマカダミアナッツをくれた。って、私じゃなーい!

未来の幸せにお金使ってる?

こうしてご褒美による未来の幸せ損失を想像してみると、H美や私に限らず、同じような話はよくあるのかもしれない。

「今月買い物しすぎたから、行けないや!」と、街コンを断った子もいた。「飲み会続きで疲れているから、デート断っちゃった」と、萎え気味に話していた女子もいた。もちろん飲み会とは女子会とかその類いである。

自分へのご褒美でストレス発散するのはめちゃくちゃ快感だ。テンションもバンと上がって極楽モードに突入する。だけど3回に1回ぐらいはぐっとガマンして、恋か仕事か、未来への種まきにお金を使ってみたら、人生変わるかもしれない。

とまあ言うのはカンタン! 答えを出した私と言えば、「でも、もう契約しちゃったし」ということで、今日も飲み会を断って、いそいそとダイエットにはげみます。

目指せ。春までにスリムなステキ女子!

おおしま りえ/雑食系恋愛ジャーナリスト・イラストレーター

10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。20代で結婚と離婚を経験後、アップダウンの激しい人生経験を生かし、現在恋愛コラムを年間100本以上執筆中。そろそろ幸せな結婚がしたいと願うアラサーのリターン独女。

HP:http://oshimarie.com

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