同じ味は二度とない。人生一度きりの経験を「山ごはん」で！山頂ですすりたい麺レシピ４選

北海道生まれ北海道育ち。生粋の道産子であるHBCアナウンサー・堀内美里（ほりうち・みさと）が、趣味である「登山」と「山ごはん」を連載。
普段は山登り初心者でも楽しめる、お手軽✕絶景の山をご紹介しているのですが、今回は「登山の後のごほうび」のみをピックアップ♡

2024年は登山を楽しみたいというあなたへ！
この記事では、2023年の１年間、いろいろな山ごはんを試した私が、特にオススメしたいお手軽山グルメのレシピ「麺類編」をお伝えします！

連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」

仕事終わりにスーパーに寄って、「これ山で食べたらおいしそう…」「山に持っていきやすい形状だな…」そんなことを考えながら食品売り場でフラフラする時間が何よりも楽しかった2023年。

ラーメン、パスタ、うどん、そうめん、焼きそば…。山頂でいろいろ料理をしましたが、特においしかったのはこの４つだ！
（なんとなくまとまりがいいので本当は３つに絞りたかったのですが、無理でした！！どうしても伝えたい４つのレシピ、ご覧ください。）## １．ケチャップが香ばしい！「うどナポ」

・うどん１玉
・ピーマン１つ
・ソーセージ３本
・玉ねぎ1/2個
・ケチャップ大さじ３
・コンソメ小さじ１
・塩胡椒
・油適量
・（好みで）バジル

①油を引いたフライパンに野菜を入れ、炒める
②ケチャップとコンソメで味付け
③うどんを入れて、火が通るまで数分加熱
④バジルを振って完成！

うどんがうまくほぐれないときは、水を少しずつ足しましょう。

・袋麺一つ（塩ラーメンがおすすめ）
・チータラ
・とろろ昆布
・あおさのり
・カニカマ
・水

①メスティンにお湯を沸かして袋麺を投入
②上にトッピングをのせていき、温めたら完成！

ラーメンを作るときは汁を飲みきるために、規定の水の７割程度で作っています。
その分、味付け用の粉も少なめに入れます。

・麻婆豆腐の素
・焼きそば１人前
・好みの野菜（私はもやしとレタス）
・温泉卵１つ
・油適量

①フライパンに油をひいて、もやしを炒める
②焼きそばを投入、水を少し足してほぐながら炒める
③麻婆豆腐の素で味付けし、レタスもシャキシャキ感が残る程度に炒める
④中央に温泉卵を落として完成！

調味料いらずでとっても簡単です！好みで山椒なんかを振っても良いアクセントに。
動画では温泉卵を入れ忘れました…。

・パスタ1人前（80ｇ程度）
・シチューのルウ１かけ
・水250ｇ
・シーフードミックス
・玉ねぎ1/4個
・しめじ1/4パック
・ほうれん草適量
・パセリ、粉チーズ…適量

⓪家で、具材をカットし下茹でしたものを保存袋に移し替えておく
①パスタを規定の時間マイナス１分ほど茹でる
②具材とルウを入れ、ルウが溶けるまで弱火で加熱しながら混ぜ続ける
④お好みで粉チーズとパセリを振りかけて完成！

・家であらかじめ材料を切っておくことで、時短＆ゴミを減らせます
・底にパスタがこびりついて焦げないように、弱火で混ぜ続けてください。
（私はしっかり焦がしました。）

今回紹介したレシピは、山ではなく家で食べてもおいしいものばかりです。
また調味料も目分量で問題ないですし、具材もこの通りじゃなくていいと思います。

冷蔵庫にある野菜や、晩酌用に買ったつまみ、いつからあるか分からないレトルト食品…そんなものを山に持って行って、おいしくいただく。
同じ景色がないように、同じ味は二度とない。人生で一度きりの経験として、山ごはんを作ってみてはいかがでしょうか。

いつもの山行が、よりプレシャスな思い出になると思います！
そしておすすめの山ごはんができたときには、ぜひ教えてください。

ああ、食べらさる～。

後編の記事では、忘れられない「山ごパン」レシピ３選をご紹介します。
⇒【2024年は「山ごパン」が流行る？忘れられないレシピ３選！山でも家でも簡単にできる】

※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。

連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」
北海道生まれ北海道育ち。生粋の道産子であるHBCアナウンサー・堀内美里が、趣味である「登山」と「山ごはん」を紹介します。
初めて登山をする方は、まずはこちらの記事から：「初めて登山をするあなたへ」

文：HBCアナウンサー・堀内美里（ほりうち・みさと）
北海道生まれ・北海道育ち。2021年入社。HBCテレビ「グッチーな！」「吉田類北海道ぶらり街めぐり」、HBCラジオ「平野龍一のミライの扉」を担当。登山歴3年。おいしくごはんを食べるために山に登っています。登山の魅力はインスタグラムでも発信中

編集：Sitakke編集部IKU