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【災害用簡易トイレの作り方】 断水…そのときどうする? 新聞とゴミ袋を自宅トイレでこう使う

  • 2024.1.21
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いざ災害が発生したとき、慌てずに対応できるように、日頃からできる「防災トレーニング」でもしものときに備えておきましょう。防災グッズを日常で使ってみたり、災害時の食事を作り慣れておけば、被災したときにも安心感が違います。今回ご紹介するのは生きるのに欠かせないトイレの対処法について。自宅のトイレにちょっとの工夫をして災害用トイレを作る方法を、編集YとライターTが試してみました。

教えてくれた 辻 直美さん profile

国際災害レスキューナース。阪神・淡路大震災を経験し、災害医療に目覚める。レスキューナースとしての活動歴は27年、被災地派遣は国内29件、海外2件におよぶ。

被災時のトイレ問題は ゴミ袋×新聞紙で解決!

被災時に体調を崩す原因になりがちなトイレ問題。自宅のトイレであれば、ちょっとした工夫でいつも通りに。

用意するもの

・ゴミ袋
・ペットシーツ
・新聞紙

災害用トイレ作りの手順

1.トイレの便座をあげ、ごみ袋を二重にして便座にかぶせます。

2.ペットシーツの吸水面を外側にして便器に入れ、ちぎった新聞紙をのせます。

3.便座をかぶせたら、いつも通りに排泄します。

4.用を足したら、上のゴミ袋だけを外してしっかり結びます。

やってみた感想は?

トイレに設置すれば、いつもと同じスタイルで用が足せるのがいい! 1枚目のごみ袋は1回ごとに捨てると考えると、たくさん必要です。

防災トレーニングをほかにもやってみよう!

日頃からできる「防災トレーニング」はほかにもあります。生きるのに欠かせないさまざまなことへの対処法を覚えて、もしものときに備えておきましょう。

photograph:Jun Fujiwara text:Ema Tanaka web edit:Riho Abe
リンネル2022年10月号より
※写真・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください

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