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「え、娘がイジメられてる?」部屋から【血がついた服】が!→ 恐る恐る聞いてみると──?

  • 2024.1.20

2023年も残りわずか。ltnで今年読者から人気だった記事をご紹介するアンコール企画記事をお届けします。親だったら、我が子が楽しく学校に通えてるか気になるものですよね。そんな中、「我が子がいじめにあってるかも」と気づいたら、あなたはどうしますか? 今回は、子どもの部屋からいじめのサインを見つけてしまった、筆者の知人のエピソードをご紹介します。

画像: ftnews.jp

子供部屋からいじめのサインを発見

筆者の知人A子は、中学1年生の娘のB子がいました。
B子は部活に熱心で休日は外出をすることが多く、敏感な年ごろのせいか母親のことを鬱陶しそうにすることが増えていたそうです。

子離れを寂しく思いつつ、思春期だしそんなものか、と自分を納得させていたA子。
ところがある日、B子の部屋から血がついたTシャツを発見したことから、「娘はいじめをうけているのでは? 周囲に言えず苦しんでいるのでは?」と思い悩むようになりました。

娘の様子は……

B子の様子を観察しましたが、変わった様子はありません。
食事時に「学校はどう? 部活は楽しい?」と聞いても、無視されたり「うるさいな」と文句を言われたり。
思春期のせいか、まともに会話をしてくれません。

夫にも相談しましたが「ケンカでもしたんだろう。学校に行くなら放っておけ」と言うだけで、頼りになりません。
本人から言われるまで待つべきか、でも放っておいたらますますいじめがエスカレートするのではないか……。
思い悩んだA子は、思い切って本人に直接確認することにしました。

B子から告白された内容とは?

A子は意を決して、B子に血のついたTシャツを見せて「これをあなたの部屋から見つけたんだけど、もしかして学校で嫌な目にあっていない?」と尋ねました。
B子はTシャツを見ると最初は不思議そうな顔をしていましたが、ばつが悪そうな表情に変わって事情を説明しました。

「部活の友達たちとハロウィンに遊んだときに、パーティーグッズの血のりがついた」と言うB子。
その血は偽物だったのです。

A子は「なんで部屋に隠していたのよ!?」と聞くと、「別に隠していたわけじゃ……。洗濯に出すのを忘れていただけ」とB子は答えました。

紛らわしいわ!

「紛らわしいわ!」とイラッとしたA子ですが、いじめではなくホッとしました。
安心感といら立ちが混ざり合い、「洗濯物はちゃんと出しなさい!」と叱りながらも涙目に。

「勝手に部屋に入らないでよ」とブツブツとB子は文句を言っていましたが、自分のことを本気で心配する母親の様子を見て、トーンダウン。それから少しだけ反抗度も下がったそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:愉子

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