安藤サクラ×山田涼介が特殊詐欺に加担する姉弟役！『BAD LANDS　バッド・ランズ』が3週連続Netflix TOP10入り

巨額の富を手に入れた姉弟が向かう先は？

【Netflix TOP10】Netflixがオリジナル作品やライセンス作品を対象に視聴時間で人気作品をランキングする「Netflix TOP10」。今回「ムビコレ」で紹介するのは、12月29日(金)から世界独占配信され、3週連続で日本（映画）にランクインしている『BAD LANDS バッド・ランズ』（英題：BAD LANDS）。大阪を舞台に、安藤サクラと山田涼介が特殊詐欺に加担する姉弟に扮した予測不能のクライムサスペンスエンタテインメントだ。

NPO法人「大阪ふれあい事業推進協議会」の理事長であり、裏社会では特殊詐欺グループの名簿屋として名を知られる高城の下で働くネリは、「ふれあい荘」の住人を受け子にしてオレオレ詐欺の片棒を担いでいた。ある時、ネリの元に血の繋がらない弟ジョーが身を寄せることになり、ジョーもまた高城の元で下見役を務めることになる。そして思いがけず巨額の富を手に入れた2人は、警察組織のみならず一筋縄ではいかない巨悪からも狙われる事態に陥り…。

直木賞作家・黒川博行の傑作小説を『ヘルドッグス』の原田眞人が描く

「破門」で第151回直木賞を受賞した黒川博行による傑作小説「勁草」。年間被害総額500億円といわれるオレオレ詐欺をテーマに詐欺グループの実態に迫り、電子書籍もあわせて8万部超の総販売部数となっている。このクライムサスペンスを原作に、『ヘルドッグス』、『関ケ原』の名匠・原田眞人が製作・脚本・監督と3足のワラジで映画化。底辺の生活から抜け切れない＜持たざる者＞である姉弟の行く末を、刺激的に描き出している。

宇崎竜童、生瀬勝久、江口のりこほか豪華俳優陣が集結

主人公の橋岡煉梨＝ネリに扮したのは、『万引き家族』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した安藤サクラ。“生きにくい世界”を生き抜く、美しくも強い女性を体現した。そしてネリをひたすら慕うサイコパスのネリの弟・矢代譲＝ジョーを山田涼介が熱演。その狂気をはらんだ怪演にも注目だ。また、「ふれあい荘」の住人であり幼い頃からのネリを知る元ヤクザの曼荼羅（まんだら）を宇崎竜童、警察上層部にも太いパイプを持つ高城を生瀬勝久、大阪府警で特殊詐欺の合同捜査班の班長を務める日野を江口のりこが演じるなど豪華俳優陣が集結。彼らのひとクセある演技も堪能してほしい。

5作品が新たにTOP10入りする中、第5位にランクイン！

12月29日（金）から配信がスタートした『BAD LANDS バッド・ランズ』は、配信初週の集計（12月25日～12月31日）および2週目の集計（1月1日～1月7日）と2週にわたり日本（映画）で第2位にランクイン。配信3週目となる今回の集計（1月8日～1月14日）では順位を落としたものの、5作品が新たにTOP10入りする中、第5位に食い込んだ。（文：足立美由紀／ライター）

【Netflix日本Top10（映画）／1月8日～1月14日】
1位『G-MEN』
2位『今日から俺は!!劇場版』
3位『侵入者たちの晩餐』
4位『雪山の絆』
5位『BAD LANDS バッド・ランズ』
6位『LIFT/リフト』
7位『終わらない週末』
8位『宇宙兄弟 ♯0』
9位『エスケープ・ルーム2 決勝戦』
10位『余命10年』