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「うちのことだ…」夜泣きがうるさいと苦情の紙が。怖そうなご近所さんに謝罪すると信じられない展開に

  • 2024.1.20
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息子が生まれたときアパートに住んでいた私たち夫婦は、息子の夜泣きが近所迷惑になっていないか心配しながら過ごしていました。そんな中、全戸のポストに「騒音についてのお知らせ」と書かれた紙が配布され「絶対うちだ……」と思った私たちは、もともと予定していた一軒家への引っ越し計画を早めることに。そして引っ越し当日、下の階に住んでいる男性のもとへ夜泣きで迷惑をかけたことを謝りに行くと、思いがけないことを言われたのです……。

怒られるよね…。怖い!

息子が生まれたとき、私たち夫婦はアパートの2階に住んでいました。下の階に住むのは、体格がよく見た目も少し怖い、50代前後の男性です。

息子が生後4カ月ごろになると夜泣きがひどくなり、毎晩夫婦で悩まされる日々が続きました。ネットで調べた夜泣き対策をしましたが、どれも効果がありません。そんなある日、「騒音についてのお知らせ」と書かれた紙がポストに入っていました。私たちは泣き声で迷惑をかけていることを実感し、これを機にもともと計画していた一軒家の購入を早めることに。

騒音のお知らせが配布されてからというもの、近所の方に対してさらに申し訳なさを感じていました。夜泣き対策を強化したものの、相変わらず効果がないまま、息子が生後8カ月になったころに家が完成。引っ越し当日、苦情を言われる覚悟で階下の住人に家族3人であいさつへ行きました。夫が「今まで、泣き声でご迷惑おかけして申し訳ありませんでした」と謝罪すると、「いやいや、謝らないで。俺はひとり暮らしだけど、育児の大変さは理解しているつもりだよ。赤ちゃんかわいいね。これからも頑張ってね」と言ってくれたのです。

実際は、下の住人も息子の泣き声にイライラしていたのかもしれません。しかし、そんなことは一切言わず最後に応援の言葉まで送ってくれて、心が温かくなりました。人を見た目で判断しないこと、相手を思いやることが大切だと改めて気づけた出来事です。

作画/ひのっしー


著者:さこだみさと

ベビーカレンダー編集部

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