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【災害時の給水】 一度にたくさん運べるリュック×ゴミ袋2枚の活用法。災害医療のプロに聞く、体に負担が少ない水くみ

  • 2024.1.20
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いざ災害が発生したとき、慌てずに対応できるように、日頃からできる「防災トレーニング」でもしものときに備えておきましょう。防災グッズを日常で使ってみたり、災害時の食事を作り慣れておけば、被災したときにも安心感が違います。今回ご紹介するのは生きるのに欠かせない水の対処法について。タンクがなくても水を運べるリュックでの水くみを、編集YとライターTが試してみました。

教えてくれた 辻 直美さん profile

国際災害レスキューナース。阪神・淡路大震災を経験し、災害医療に目覚める。レスキューナースとしての活動歴は27年、被災地派遣は国内29件、海外2件におよぶ。

被災時の水くみは 一度にたくさん運べるリュックを使おう!

給水を受けるのに、やかんやペットボトルでは足りません。タンクがなくても水を運べるリュックで水くみをやってみましょう。

用意するもの

・大きめで頑丈なリュック
・45Lのゴミ袋2枚

リュックで水くみの手順

1.リュックを大きく広げ、中に45Lのごみ袋を1枚セットし、さらに1枚重ねて二重にします。ごみ袋を外側に広げてリュックを覆うようにします。

2. リュックの半分から8分目を目安に水を入れ、空気を抜きながら内側の袋をひとつ結びにします。外側も同じ要領で結び、リュックのファスナーを閉じます。

やってみた感想は?

予想以上にたっぷり水が入るし、箱などに入れるより重く感じなくて持ち歩きやすい! 肩の高さで背負うとより運びやすいみたいです。

防災トレーニングを他にもやってみよう!

日頃からできる「防災トレーニング」は他にもあります。生きるのに欠かせないさまざまなことへの対処法を覚えて、もしものときに備えておきましょう。

photograph:Jun Fujiwara text:Ema Tanaka web edit:Riho Abe
リンネル2022年10月号より
※写真・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください

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