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「返金のつもりが送金」「遠隔操作アプリで借金」ほか最新詐欺手口3選

  • 2024.1.19
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お金をだまし取る手口は日々巧妙化しており、最近では「返金を受けるつもりがお金を送らされていた」「遠隔操作アプリで無理やり借金させる」などの手口が横行しているようです。

■〇〇ペイを使った送金詐欺──気がついたら約10万円送っていた

返金を受けるつもりだったのに気がついたらお金を送っていた、という新手の詐欺は、たとえば、ネット通販で注文した商品が、「欠品しているからキャンセルになった、〇〇ペイで返金します」とLINEの友だち登録へ誘導され、スマホでの操作を促される手口です。

返金操作だと信じていたものが実は送金操作で、意図せず約10万円だまし取られた事例もあります。銀行振込などで支払った代金を〇〇ペイで返そうとするのは不自然なので詐欺を疑いましょう。

■遠隔操作アプリを使った借金詐欺──無理やり100万円の借金

遠隔操作アプリを使って無理やり借金をさせる手口の事例は、「FXの自動売買ツールの操作法を教えるから」と遠隔操作アプリをダウンロードさせられ、高額なプランをすすめられた上に、支払いのための借金の申請へと促されるものです。

言われる通り操作してしまい、100万円借りてしまったという人もいます。「簡単に稼げる」「絶対にもうかる」といった、甘い言葉、うまい話には乗らないことです。

■NTTファイナンス詐欺──有名な会社名を聞いても油断は禁物

NTTファイナンスの名を名乗った自動音声ガイダンスにより、金銭をだまし取ろうとする手口も増えています。「未納の料金がある、このままだと回線が停まる」などと不安をあおり、折り返しの電話を促すものです。

音声ガイダンスのほか、SMS送信や訪問による架空の未払金の支払いを求める手口も聞かれます。

NTTファイナンスのWebサイトによると、同社の相談センターには、不審なSMSなどの相談が毎月1000件から2000件ほど寄せられているといいます。

NTTファイナンスは、電話で支払いの催促をしたり、訪問して集金したりはしていません。不安に感じたら、インターネットや電話帳を使って自分で電話番号を調べてみましょう。やってはいけないのは、音声ガイダンスにかけたり、SMSでいわれた番号にかけたりすることです。

詐欺かもと思ったら消費者ホットライン「188」(いやや!)番に電話しましょう。

文/編集・dメニューマネー編集部

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