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三重の注目スポット! 巨大な商業リゾート「旅籠ヴィソン」で“贅沢な非日常”を体験

  • 2024.1.18

泊まる、体験する、癒される…それらすべてが叶う、三重・多気町の巨大な商業リゾート・VISON。心やすらぐ新しい三重県旅の楽しみ方をご紹介します。

三重県/多気町【旅籠(はたご)ヴィソン】

その日の気分に合わせ楽しむエリアが選べる。

伊勢神宮や熊野古道へアクセスしやすい三重・多気町。昔から「多くの気を育む場所」ともいわれるこの地に作られた商業リゾート・VISONの広さは、東京ドーム約24個分。山の高低差を生かして作られた広大な敷地には約70店舗のショップやレストラン、温浴施設など、多種多様な店舗が揃い、これらは個性溢れる9つのエリアに分布している。なかでも調理道具の文化を発信する〈アトリエ ヴィソン〉や、地元の新鮮な野菜や果物がところ狭しと並ぶ〈マルシェ ヴィソン〉などは、とくに賑わいを見せている。

癒しを求めるならば、“奥ヴィソン”とも呼ばれる山の上の〈本草エリア〉のカフェ&セレクトショップ『本草研究所RINNE』へ。ここではハーブを用いたさまざまな体験が可能。明るい光が差し込む店内で心身の状態に向き合うひと時を過ごせば、自然とパワーをチャージしたような気持ちに。

また“食”を堪能したいなら、スペインの人気バルをはじめとした飲食店が軒を連ねる〈サンセバスチャン通り〉でバルめぐりチケットを使うのが。3店舗をめぐりながら、現地のシェフ直伝のピンチョスやタパス、ドリンクを楽しめば、おなかも心も満たされること間違いなし。

バルめぐりチケット(¥3,900)を使えば、〈サンセバスチャン通り〉の『カサウロラ』ではピンチョス&タパス1種ずつとドリンク1杯が楽しめる。

自分の体調や気分に合わせてハーブを調合するワークショップ。オリジナルブレンドハーブティー作り(¥3,300)。

器などを扱う〈アトリエ ヴィソン〉のギャラリー&ショップ『Gallery 泛白 uhaku』は、“白”がコンセプト。

一日を満喫したあとは宿でくつろぎの時間を。

みりんや酢などの蔵がある〈和ヴィソン〉で醸造の様子を見学したり、〈マルシェ ヴィソン〉でおみやげのフルーツを吟味していれば、VISONで過ごす時間はあっという間に過ぎていく。

一日遊んだあとは旅籠ヴィソンでリラックス。インテリアや食器に『ミナ ペルホネン』『くるみの木』などの異なるコンセプトが反映されていて、可愛らしい。〈サンセバスチャン通り〉の2階に位置しているので、日没後の活気溢れる様子も体感できる。

そして疲れた体を癒すなら、ぜひ「本草湯」へ。外扉を開けた瞬間から薬草の香りに包まれるここは、江戸時代から薬草研究が盛んだった多気町ならではの温浴施設。温泉ではなく薬草湯で、VISON独自の“本草七十二候”という考え方をもとに、レシピは5日ごとにチェンジ。自然の恵み満点のお湯で温まって。湯上がりには、広々とした休けいスペース「七十二候の間」でのんびりしたひと時を過ごすのもオススメ。

敷地内の移動は、多気の空気を感じながら歩いたり、電動のモビリティもあり。都会の喧騒から離れて自然に身を委ね、それ以上どこへ出かけるでもなく、食べ、癒され、体験する。そんな贅沢な非日常がここには存在している。

『Gallery 泛白 uhaku』で人気のソフトクリーム(¥500)は建物の小窓から提供。

「本草湯」の湯船には、季節に合わせた薬草&本草七十二候が書かれた木片が浮かぶ。

朝食はぜひ、自分で寄せ豆腐が作れる『嬉野とうふ のせ』へ。

旅籠ヴィソンの一室。『ミナ ペルホネン』のランプとファブリックボードが魅力。

旅籠ヴィソン 多気郡多気町ヴィソン672‐1 TEL:0598・39・3090 2名1室1名あたり・1泊2食付き¥19,000~ チェックイン15:00 チェックアウト11:00 アクセス/名神高速道「吹田IC」より約2時間。近畿自動車道「松原IC」より約2時間。名古屋駅から三重交通バスが直通運行で約1時間40分。

※『anan』2024年1月24日号より。写真・市原慶子

(by anan編集部)

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