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「歳時記 梅まつり」リニューアル発売。上生菓子の技術を参考に考案した繊細な職人技

  • 2024.1.18
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鈴廣かまぼこ(鈴廣)は、「歳時記」シリーズ(全9種類)を全てリニューアル。第1弾として1月22日(月)~2月14日(水)の期間、「歳時記 梅まつり」3,273円(税込)をリニューアル販売する。

2023年よりリニューアルプロジェクト始動

四季折々の行事や風景をかまぼこで表現して詰め合わせにした商品「歳時記」。セット内容の細工蒲鉾は国家資格を持つかまぼこ職人がひとつひとつ手づくりしている。日々進化する職人技を細工蒲鉾の開発に活かそうと、2023年よりリニューアルプロジェクトが始動した。

新しい細工蒲鉾は、かまぼこが誕生したと言われる平安時代の古今和歌集や万葉集などの世界観を取り入れている。見た目だけではなく、季節を連想させる食材を使用することで、見ても食べても楽しい商品に仕立てた。「歳時記」は年間を通じて全9種類販売する。

上生菓子の技術をヒントに

細工蒲鉾は和菓子の芸術品とも言われる「上生菓子」の製造方法を参考にして開発した。成形した形がそのまま製品になる和菓子と違い、かまぼこは成形後に加熱工程があるため理想の完成形に近づけるのは至難の業。配合と成形の微調整を幾度も重ね、ついに納得のいく完成形へとたどり着いた。

古今和歌集や万葉集の世界観を表現

また、古くから親しまれる日本の歌の情景を思い浮かべてもらおうと、和歌に登場する四季を表現した。上記画像は「梅暦」。

梅の穂先で春の訪れを告げるうぐいすを表した「梅にうぐいす」。

冬の寒さに負けずに凛と咲き誇る雪中の「紅梅」。

「春かほる丘」はうっすらと雪が残る若草色の丘に咲く緋色の梅を模している。それぞれの細工蒲鉾の花鳥風月を感じながらリニューアルした「歳時記 梅まつり」を楽しんでほしい。

天然素材を使用した和の伝統色

「歳時記 梅まつり」では「緋色」と「若草色」の2つの色を基調としている。梅の花の色を表現している緋色は、古来より富を象徴する色として親しまれ、着物や和装に用いられてきた。

「若草色」は早春に芽吹いた若草を思わせる柔らかな伝統色だ。新しい年のはじまりにふさわしい日本の伝統色が、同商品を通じて次世代へ受け継がれるようにと想いを込めたそうだ。

商品紹介

商品内容は、節句蒲鉾、節句伊達巻、細工蒲鉾(春かほる丘・梅にうぐいす・紅梅・梅暦)。販売箇所は、鈴廣かまぼこ直営各店、鈴廣かまぼこオンラインショップ。なお、店舗詳細は鈴廣かまぼこ公式サイトにて確認を。

リニューアル発売する「歳時記 梅まつり」をこの機会に試してみては。

■歳時記 梅まつり 販売期間:1月22日(月)~2月14日(水) 鈴廣かまぼこ公式サイト:https://www.kamaboko.com/

(角谷良平)

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