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「人生を支配される」ほど美味しい!Xで話題の「ココアヨーグルト」作ってみた

  • 2024.1.19

「ココアヨーグルト」なるスイーツが「人生を支配されるほど美味しい」とXで話題になっている。

投稿者の大川さん(@dekariver)は、「私が自我を失う前に法で取り締まってヨーグルト」「UCY(アルティメットココアヨーグルト)」という2種類のレシピをイラスト付きで解説している。

簡単に作れそうなので、さっそく試してみた。

ギリシャヨーグルトの混ぜ方に注意

レシピ名よ 出典:Togetterオリジナル

まずは「私が自我を失う前に法で取り締まってヨーグルト」から。用意するのはギリシャヨーグルト(100g)、無糖のココアパウダー(ティースプーン2杯分)、ハチミツ(好きなだけ、好きな甘味料でいいそう)。

作り方は

ギリシャヨーグルトのカップにココアパウダーとハチミツを投入して混ぜるだけ
出典:Togetterオリジナル

といたってシンプルなのだが、思わぬ落とし穴があった。

ギリシャヨーグルトの抵抗力がすごい 出典:Togetterオリジナル

ギリシャヨーグルトの密度が高すぎて混ぜようとするとスプーンが暴走し、ココアパウダーをカップの外にぶちまけることになった。コーヒーに砂糖を入れてスプーンでクルクル溶かすときと同じテンションで混ぜようとすると大変なことになるので、注意が必要だ。

真ん中からトルネードすると混ざり始める 出典:Togetterオリジナル

最初はヨーグルトの中心にティースプーンを真っすぐつきたてて、パスタを巻くようにぐるぐると練る。そうすると少しずつヨーグルトがほぐれ、鳴門海峡の渦潮のように少しずつココアパウダーを巻き込んで混ざり始める。

ある程度ヨーグルトが柔らかくなったら、こんどはつきたてたスプーンの先を軸にして、スプーンの柄のほうをカップの円周にそってぐるぐると混ぜる。こうすることで、ようやくココアパウダーとヨーグルトを完全に混ぜることができた。これで完成だ!

見た目から伝わるずっしりさ 出典:Togetterオリジナル

一口食べてみると、ココアのガツンと来る濃厚な香りと、ギリシャヨーグルトの酸味が鼻腔を駆け抜ける。同時に、「重っ!!!」という感想が漏れた。

元々ギリシャヨーグルト自体が水分少な目でかなりどっしりとした食感だが、ココアパウダーによってさらに重厚感を増し、濃厚なチョコレートペーストをダイレクトに食べているような味わいに。これパンとかにつけて食べてもいいんじゃないか。

100gのパックでも、1カップ食べるとかなりお腹が膨れたので、デザートとしての満足感も十分だ。混ぜた後、仕上げに「追いハチミツ」をかけるとより高級スイーツ感が増すのでおススメ。

UCYは禁断の甘さ

タスケテ… 出典:Togetterオリジナル

つづいて「UCY(アルティメットココアヨーグルト)」。

大川さんのレシピはプレーンヨーグルト100~200gと幅があるが、今回は100gで作ってみた。

最初にココアパウダー大さじ2杯を耐熱カップに入れる。

ココアパウダー大さじ2は、いざ測ってみると「こんなに入れて大丈夫?」と思っちゃう量である。ところが大川さんは「大さじ2以上(多い方が幸)」と書いているので、大さじ2はこのレシピにおける”下限”。レシピを信じてどんと使おう。

たっぷり入れるのだ 出典:Togetterオリジナル

ここに糖(やはり好きなだけ)を入れていく。今回はココアパウダーと同量のハチミツ大さじ2を入れてみた。同じく、ためらってはいけない。

お湯を少しずつ注ぎながら混ぜ、「ハチミツ~メープルくらいの固さ」になるまで練っていく。レシピには「50mlくらい?」とあるが、今回の分量だと30mlを入れたくらいでかなり緩めの固さになったので、お湯はかなり控え目で良いかもしれない。

お湯は少しずつ様子をみながら入れよう 出典:Togetterオリジナル

ココアパウダーとハチミツがよく混ざったら、プレーンヨーグルト100gを入れたマグカップに注ぎ入れ、ヨーグルトとしっかり混ぜたら完成。こちらはプレーンヨーグルトを使ったので、ギリシャヨーグルトに比べると作るのも簡単だった。

きれいなマーブル色になるとテンションが上がる 出典:Togetterオリジナル

ティースプーンですくって、普通のヨーグルトのようにパクリ。

最終的には美しいチョコレート色に 出典:Togetterオリジナル

「あ~これはウマいな!!!!!」

とろりとした軽い舌触りに似合わぬ濃厚さと甘さ。ココアパウダーとハチミツを惜しげなく入れた結果、ヨーグルトの酸味は裏方にまわり、カカオとハチミツの香りを引き立てるアクセントとしてバッチリ活躍している。スイーツとしての完成度が非常に高い。

固さ的にはマグカップから直接飲めそうでもあるが、飲むにはいろいろな意味で危険な味わい。大川さんが「濃厚な味わいと淡白な人生の温度差で溶ける」と表現しているのにも納得だ。単体でも禁断の味だが、多分アイスクリームにかけたりするとさらに遠い世界へ行けそう。

どちらのレシピも、「濃厚なチョコレート系のスイーツを食べたい!」という欲求を満たしてくれるに十分な味わいだった。簡単に作れるので、カカオの香りに埋もれたい人は試してみては。

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文:トゥギャッターオリジナル記事編集部 編集:Togetterオリジナル編集部

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