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<取引先に誤爆>チャットで同僚の相談に乗っていたつもりが → 「相手間違えた(汗)」すると、取引先から!?

  • 2024.1.18

LINEの誤送信をやらかしてしまうのと同じように、仕事中でも誤爆したり間違いをやらかしてしまうことがあるのです。今回は、仕事中にマルチタスクをこなしていたHさんからやらかしてしまったエピソードを聞きました。

画像: <取引先に誤爆>チャットで同僚の相談に乗っていたつもりが → 「相手間違えた(汗)」すると、取引先から!?

チャットフル活用のHさん

Hさんは仕事中にチャットをフル活用していました。社内の連絡用だけではなく、社外に対しても一度打ち合わせ経験のあるクライアントとは、現在の進捗状況の確認や修正等をチャットでやり取りをしていました。
チャットのいいところは、すぐに連絡ができることや向こうがオンラインなのかどうかが表示されること。「あ、今だったら確認してくれるかもしれない」と考えて、こちらから連絡することができるので、Hさんは自分のデスクにいながら数社との仕事のやり取りを日々こなしていました。

同僚から相談チャットが入った

Hさんも残業続きで疲労が溜まっていたので、普段よりもチャットするクライアント数を減らして、その日は1社とだけチャットをオンラインにしたまま作業をしていました。
その時、別部署の同僚から新規メッセージが入りました。どうしたんだろう? と思ったら、クライアントとのやり取りで失敗をしてしまったようで、どうしたらいいかの相談だったのです。
(あ〜自分も前にこんなことあったな〜)と思ったHさんは、今日はそこまで忙しくならないようにしていたので、同僚の悩み相談に返信していました。

あれ? これって、相手が、違う!

同僚とチャットしている途中から、今日のクライアントとのビデオ通話付きチャットでのミーティングが始まったので、一旦同僚とのやり取りはオフにして打ち合わせを始めました。
1時間程度のミーティングが終わってクライアントとのチャット画面を閉じ、さっきまでやっていた同僚のチャット画面に戻りアドバイスの続きを打ち込んでいました。
ある程度Hさんの考えを打ち込んで、ふぅ〜と一息ついてコーヒを入れにいき、自分のデスクに戻ってきてモニターを眺めていると、チャットの画面が何かおかしいことに気づきました。
「ん? これ、あいつじゃないぞ? ……あっ!」とHさんはとんでもない間違いをしたことに気づきました。
なんと間違えて同僚のチャットを閉じて、クライアントに相談事の返事をしていたのです!

送信取り消しをしようと思ったものの、もう既読がついていたので、(やってしまった……)と落ち込んでいました。
これは謝罪訪問しなければと思い、Hさんはすぐにクライアントに電話を入れました。
「いやいや、打ち合わせが終わったあと、すぐにメッセージが届くから何かと思って、失礼かと思いながらも読ませてもらったよ。君の仕事に対する真摯な取り組み方がわかって、私にとっても為になる誤送信だったよ。」とおっしゃっていただけたのです。
Hさんはそのクライアントからさらに仕事を任せてもらえるようになって、「誤爆しても良いことってあるものなんだな〜」としみじみ感じたのでした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:南さおり

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