「髪型まで！？」娘同士なんでも【お揃い】を強要するママ友にゾッ！ → 勇気を出して断ると？

子どもを通じて仲良しのママ友ができると一安心する、というお母さんも多いのではないでしょうか？何かと愚痴や相談できる人の存在は、ありがたいですよね。しかし、ママ友トラブルに巻き込まれることも……。筆者の知人A子から聞いたお話です。

働きながら娘の育児に奮闘するママ

私は、4歳の娘がいるワーママ。
働きながら育児をするのはとても大変で、毎日が修羅場です。

それでも、夫の協力もあり、可愛い愛娘の成長を見られるのがとてもうれしい日々。

娘も保育園に慣れ、友達もできたようでほっとしていたのですが……。

あるとき、娘と同じクラスに女の子が転園してきました。

娘とその女の子は気が合ったようで、すぐに仲良しに。
女の子のママB美も、人見知りしない性格。

仕事で忙しく、なかなかほかのママ友とゆったり話す時間のない私でも、すぐに打ち解けられました。

「仲良しのママ友ができて良かったなあ」
と思っていたのも束の間、まさかの展開に！

B美は思っていた以上に、私と娘を気に入ってくれて。
ことあるごとに自宅に招かれるようになりました。

私が仕事で忙しいときには、代わりに娘を退園後預かってくれることも。

申し訳ないと思いつつ、感謝していると……。

「縁って大事よね♡」
「2人でこの服着てたらかわいいよね！？」
「双子みたいで素敵！」

服やら髪型やら、何でも娘同士＜おそろい＞にしたがってきたのです。

はじめは私も娘もノリノリでしたが
「これも！」
「あれも一緒にしよう！」
とどんどんヒートアップするB美に違和感をおぼえるように。

指定された服を着ていないと、B美からヒステリックに責められてしまって、

「なんでおそろいじゃないの？」
「私の娘が嫌いになったの？」

そのため、何とか合わせる日々が続いていました。

そのうち、私の娘も自我が芽生えて
「好きな服を着たい！」
と言うように。

私もB美の＜おそろい強要＞には限界だったので、きっぱり断ることにしました。

「おそろいもそろそろ限界」
「娘の好きな格好をさせてあげたい」

すると、なんとB美は大号泣！

「ごめんなさい」
「嫌わないで」
と繰り返すB美。

時間をかけて落ち着いてもらうと、過去の話をしてくれて……。

どうやら学生時代、仲良し女子グループでおそろいを1回拒んだだけで、ずっといじめられるようになってしまったのだそう。

「おそろいのままだったら、私の娘もA子さんのお子さんとずっと仲良しでいられるから」

しょぼんとしっかり反省しているB美を見て、私もスッキリ。

「おそろいにしなくても2人は友達よ」
「ママ友として、一緒に見守ろう」
と声をかけるとようやく、B美の＜おそろい強要＞はストップしました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：一瀬あい