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コロナで大打撃。元CAが人生を切り開いた資産運用術|未来の富裕層のための実録投資ファイルVol.5【最終回】

  • 2024.1.18
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コロナで大打撃。元CAが人生を切り開いた資産運用術|未来の富裕層のための実録投資ファイルVol.5【最終回】

「貯蓄から投資へ」と言われて久しい昨今。貯蓄金額の大小に関わらず、資産運用について知っておいて損はありません。本連載では、資産運用のプロフェッショナルである長谷川学さんが率いるIFA Leading(以下、IFAL)で実際にサポートを受けている方々の本音を伺います。

最終回となる第5回にご登場いただくのは、外資系の航空会社でCAとして働いていた石田あすかさん(仮名)。コロナ禍に早期退職をし、その退職金やこれまで築いてきた資産の管理・運用をIFALがサポートしているそう。資産を築いた経緯や資産運用への価値観の変化などを担当の長谷川さんが伺います。

CAをしながらバイトでコツコツと貯金

長谷川さん

石田さんは、外資系の航空会社でCAをされていましたよね。そもそもCAになったのはなぜですか?

石田さん

大学時代、アメリカに留学していたこともあって、CAになる前も英語を使うお仕事をすることが多かったんです。企業の受付や通訳のようなお仕事を転々としていて、お金が貯まったら海外に行くというような生活をしていました。海外旅行が好きだったので。

外資系航空会社でCAをしていた石田あすかさん(仮名)

長谷川さん

英語を使う職業だから、CAを選ばれたのでしょうか?

石田さん

そうですね。20年以上前、私が勤務していた外資系航空会社が日本路線を強化するということで、国内の人材を募集しているのを見て応募したことがきっかけです。
50倍近くの求人倍率だったらしいのですが、私の場合は本当にタイミングがよかっただけ。自分がCAになれるなんて思ってもいなかったですし。

長谷川さん

50倍ですか。
CAと言えば当時も今も憧れの職業の一つですし、それはすごいですね。

石田さん

いえいえ。そうおっしゃっていただくことも多いのですが、契約社員ということもあって給料はすごく低かったんですよ。基本給が十数万、手当てがついて20万ちょっとでしたから。

長谷川さん

それでも長年CAを続けられたのはなぜですか?

石田さん

アメリカ路線の担当だったのでフライトの拘束時間が長い分、オフの日にちが十分にあり、ある程度自由度が高かったこと。それから現地に滞在中、観光ができたことが大きかったと思います。仕事をしながら、趣味の旅行を楽しめるというか。

石田さんの資産の管理・運用をサポートする長谷川さん

長谷川さん

なるほど。その当時から資産運用にはご興味があったのでしょうか?

石田さん

それが全く。当時は金融リテラシーゼロでした(笑)。

長谷川さん

では、どのように資産を築いていかれたのでしょうか?

石田さん

MERSやSARSなど感染病が拡大すると、航空会社はフライト自体を減らさないとならず、私たち従業員の収入が減ってしまうんですよね。契約社員から正社員になれましたが、それでも給料はそこまでよくはなかったんです。いわゆる薄給だったのですが、実家暮らしだったこともあって出費は抑えられていたと思います。
それにバイトもしていたので、月10万円程度の貯金はできていました。それがちり積もって退職するまでの20年間で、大きな額になっていたという感じです。

コロナ禍に希望を見出した新たな資産運用

金融リテラシーゼロだったという石田さんの価値観の変化を聞く長谷川さん

長谷川さん

資産運用への価値観が変わったきっかけなどはありますか?

石田さん

2000年ごろに世界中でベストセラーになったお金の基本書『金持ち父さん 貧乏父さん』に出会って、学歴や性別関係なしに資産を作れることに感銘を受けたんです。

それから自分なりに勉強して、証券会社を通じて債券や株、国債などを購入したんですが、何度も損失が出てしまって「なんかおかしい……」と。そう思っていた時に、長谷川さんと出会ったんですよね。

長谷川さん

コロナ禍前の2019年頃でしたね。

石田さん

認知症の叔母の成年後見人になる時に相談していた社労士さんから紹介していただいて。そうこうしているうちに、コロナ禍が訪れたんです。航空会社は大打撃で、グランドスタッフとして会社に残るという選択肢と、退職金として大きな額が用意されていました。とても好きなお仕事だったのですごく悩んで……。

それで長谷川さんに相談したんですよね。正直に全部話して、どうすべきか一緒に考えてくださって。

コロナ禍に突入し、グランドスタッフとして残留するか、退職するかの選択を迫られたそう

長谷川さん

まずは運用の目的を一緒に考えましたよね。コロナ禍に突入し、この先どうなるか誰にもわからない状況でしたが石田さんにお話を伺い、「仕事をやり切った」というお気持ちがあることがわかりました。
そうであれば、これまでの貯蓄や退職金などの金融資産を着実に運用をしていくことで、収入を得たり切り崩すことより、海外旅行をはじめ、人生を通してやりたいことを実現しながらも安心して生活ができる、という結論に辿り着いたんですよね。

石田さん

私の性格や趣味、ライフスタイルを熟考してくださって、債券や株式、投資信託など現在の金融資産の見直しを提案してくださいました。
長谷川さんのサポートで新たな運用が始まると、コロナ禍で沈んでいた気持ちが前向きになっていくことに気づきました大好きだったお仕事を辞めたとしても、新しい生活に希望を持てそうだなぁって。

可能性を探りながら、人生をともに歩んでいく

長谷川さんは石田さんの人生に寄り添い、この先の新たな可能性を探っていった

長谷川さん

そんな風におっしゃっていただけるなんて……非常に嬉しいです。

石田さん

長谷川さんに出会って5年ほどですが、資産運用をきっかけに金融について学ぶ楽しさも知れました。わからない部分はもちろんお任せしますが、提案してくださる内容は私自身もしっかりと理解し、納得しないといけない。そのためには新聞やニュース、為替を見たりして。

まだまだ勉強中ですが、少しずつでも知識が増えていくことが喜びになっているんですよね。長谷川さんに出会ってから、人生が劇的に変わったんです。

長谷川さん

ありがとうございます。知的好奇心をお持ちになって、いろいろなことを学ばれる石田さんの姿に、私たちも感銘を受けております。

石田さん

あのまま自己流で資産運用をしていたら破滅していたと思います。長谷川さんのようなプロのサポートを受けた方がいいと思いますし、自分自身も勉強していくことが大事だなと実感しています。
早期退職をして今は働いていませんが、この先の可能性を少しずつ見つけていきたいと考えています。

長谷川さん率いるIFALはこれからも資産運用に透明性を持たせ、ユーザーの人生に並走していく

長谷川さん

環境や生活スタイルが変わると、ご自身の意思決定も変わっていきます。今はその準備期間かもしれませんね。
私たちとしても、10年後に石田さんが新しい挑戦ができるよう、その時のための選択肢を広げていけたらと考えております。

石田さん

私自身を理解しようとしてくださり、人生そのものをサポートしてくださるのも、とても嬉しいんですよね。一生涯のパートナーとして、これからもお世話になります。

長谷川さん

人生を楽しんでいただけるよう、一生懸命サポートさせていただきます。これからも、どうぞよろしくお願いします。

長谷川 学(はせがわ・がく)

IFA Leading 代表取締役。
2013年に野村證券入社後、鎌倉支店と虎ノ門支店で延べ500名以上の富裕層向け資産運用コンサルティング業務に従事。 優績者のみが選抜される海外修練制度四期生としてホーチミンに派遣。ベトナムで新卒向け人材紹介会社を創業し帰国。 2018年にIFAとして独立。2021年5月、金融業界における情報の非対称性を解消し、 生涯を通じて真に顧客に寄り添いきれる金融機関を作りたいという思いから、株式会社IFA Leadingを創業し、現在に至る。

※本企画の目的は情報の提供であり、投資に関する勧誘ではありません。
株式会社IFA Leading 関東財務局長(金仲)第959号

撮影/武石早代
取材・文/おかねチップス編集部

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