「一日中、家にいるくせに」「家事もまともにできねーのか！」鬼畜モラ夫に → 妻から"恐怖のサプライズ"が！

自分の思い通りにパートナーを支配したがるモラハラ男。命令口調で抑圧され続けると、被害者までおかしくなってしまいます。これは抑圧し続けた夫に対するサプライズを仕掛けた妻のお話。筆者の友人・F子から聞いたエピソードです。

完璧な家事

私は結婚を機に専業主婦になりました。専業主婦になってくれと言い出したのは夫。私は専業主婦になることを了承しましたが、夫はとんでもないモラハラ男だったのです。

毎日仕事から帰ってくると、家の中のチェックが始まります。少しでもできていないことがあると「俺の金で食ってるんだから掃除ぐらいまともにやれ！」「一日中家にいて何をしていたのかタイムスケジュールを出せ！」などと暴言を吐く始末。窮屈な生活に頭がおかしくなりそうでした。

ある日、義両親が我が家へ遊びに来たいと連絡をしてきました。義両親はとても良い人たちだったので、私は快諾し、あることを思いつきました。

それは義両親が来ることを夫に隠して、サプライズを仕掛けること。義両親に伝えると「面白いわね！」と言ってくれたので、夫には当日まで内緒にすることにしました。

義両親が我が家へ来ると、さっそく準備開始です。靴をしまい、夫が帰ってきたらクローゼットから飛び出して驚かせる作戦を立てました。

何も知らない夫は、帰宅するといつものように帰宅後のチェックを始めました。冷蔵庫が汚れていると言い出した夫は「お前はどうせ外で働いたって使い物にならないんだから家事くらいまともにやれ！」と一言。すると、一部始終を見ていた舅がいきなりクローゼットから飛び出してきたのです！

「お前、いい加減にしろ！」

舅はクローゼットから登場し、「そんな男に育てた覚えはないぞ！」と夫を叱りつけました。義両親が来ていたことを知らなかった夫は心底ビックリ！姑は私に対する態度を見て呆れ果てる始末……。

傍若無人なモラハラぶりを見られてしまった夫はしょんぼり。「●●ちゃん（私）に謝りなさい！」と姑にも怒られ、嫌そうな顔をしながら「悪かった」と謝罪しました。

息子のモラハラぶりを目の当たりにした義両親は、私を気遣ってくれて「●●ちゃんが嫌なら別れても良いよ」と言ってくれました。

あの日以来、夫は別人のように変わりましたが、いつまたモラハラ気質が復活するともわかりません。義両親には「また同じようなことがあったら相談します」と返事をしましたが、次はないと心に決めています。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：RIE.K