「アイライン」がにじむのを防ぐには？アイライナーがにじみにくくなるコツ4選

ふと鏡を見ると、アイラインがにじんでいる…。そんな悩みを解消するにじみ防止術を、メイクアップアーティストがレクチャーした。（フロントロウ編集部）

メイクのプロが教えるアイラインのにじみ防止術

目ヂカラをアップさせたいときに頼りになるアイライナー。引き方やカラーによっても目元の印象を大きく変えられる。そんなアイライナーを使うときに気になるのがにじみ。

皮脂をはじめさまざまな原因でアイラインがにじんでしまうことがあるが、メイクするときのちょっとしたコツで防止できるのだという。

メイクのプロが明かした、アイラインがにじむのを防ぐコツをご紹介。

アイシャドウの仕上げはパウダーで

アイラインのにじみを防ぐうえでじつは重要なのが、事前に取り入れるアイシャドウのステップ。パウダータイプのアイシャドウで仕上げることで、アイラインがにじむ可能性が低くなるという。

メイクアップアーティストのメラディ・ウィックスは、「クリームやリキッド系のアイシャドウは油分が多いため、アイラインのにじみを招いてしまいます。そのためできればパウダー系のアイシャドウを使用するか、クリームやリキッドタイプを使用したい場合は、最後の仕上げとしてパウダーを軽く重ねるようにしてください」とアドバイスした。

事前にティッシュなどでペン先を拭う

リキッドタイプのアイライナーを使う場合、にじみを防ぐために大切なのは適量を心がけること。なぜならリキッドアイライナーを塗る量が多すぎると、肌にしっかり密着しづらいだけでなく、乾くのにも時間がかかるため、結果としてアイラインがにじみやすくなるから。

そのためメイクアップアーティストのストッジは、アイラインを引く前にティッシュなどでペン先を拭うことをオススメ。「事前にティッシュなどでペン先を素早く拭うことをオススメします。余分な液体を取り除くことができるので、まぶたにのせた後のアイラインの乾きが格段に早くなります」と説明した。

アイラインの上に同じ色のシャドウをオン

プラスαとして取り入れることでアイラインのにじみを防止できるテクニックも。多くのメイクアップアーティストが推奨しているのが、アイラインを引いてから同じ色のパウダーアイシャドウを重ねてコーティングするテクニック。

メラディは、「アイラインの上からパウダーのアイシャドウを使ってなぞることで、油分とアイラインが触れ合うのを防ぐことができます」と話し、これによって長時間ヨレにくくなると明かした。

メイク前のスキンケアにも注意

アイラインがにじむのを徹底的に防ぎたいなら、メイクを取り入れる前のスキンケアにも注意点がある。それは、油分を多く含むスキンケア製品をできるだけ避けること。

メラディは、「メイク前のスキンケアでは、とくに目元付近には油分の多い製品の使用を控えたほうがいいと思います」と話した。アイクリームなどにも油分が含まれていることが多いため、できるだけ少量を使用し、塗ってから時間を置いて余分な油分をふき取ってからメイクを始めるよう勧めた。

アイラインがにじむのを防ぐちょっとしたコツ。にじんでしまうことが多いなら、ぜひ意識してみて。