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格下に敗れラケット破壊&握手拒否、恋人と破局も…“非マナー”物議醸した韓国テニス選手のその後

  • 2024.1.17
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昨年にラケット破壊、握手拒否など“非マナー”行動で物議を醸した韓国男子テニス選手のクォン・スンウ(26)が、全豪オープン1回戦で苦杯をなめた。

クォン・スンウは1月16日(日本時間)、オーストラリア・メルボルンで行われた全豪オープン1回戦でルカシュ・クレイン(25、スロバキア)と対戦し、1-3(6-7『0』、6-4、6-7『3』、3-6)で敗れた。

全豪オープンで2回連続1回戦敗退を喫するとともに、直近のメジャー大会3連敗という不振に陥った。

ラケット破壊&握手拒否で物議

今回はクォン・スンウの復帰戦だった。

これまでは韓国男子テニスの“看板スター”として活躍し、国家対抗戦でもエースを担ってきたクォン・スンウだが、2023年は慌ただしい一年だった。

肩の負傷でATPツアー(男子プロテニスツアー)では存在感が薄く、5~60位圏を維持していた順位も下落し続けた。

致命だは、昨年10月の杭州アジア大会だった。

クォン・スンウは当時行われた男子シングルスの初戦で、当時世界ランキング636位だったカシディット・サムレス(22、タイ)に磨まさかの敗戦。

すると試合終了直後、ラケットを何度も地面に叩きつけて破壊し、サムレスとの握手も拒否する“非マナー”で話題の中心に立った。

結局、クォン・スンウは直筆の謝罪文を通じて謝罪し、大韓体育会の注意警告処分を受けた。サムレス本人にも直接謝罪をした。その後、男子ダブルスで同メダルも獲得したが、批判の世論は収まらなかった。

また、この間には昨年5月から公開恋愛を続けていたK-POPガールズグループWonder Girls出身の歌手ユビン(34)と、同年10月に破局するなど、プライベートでも慌ただしい日々が続いた。

クォン・スンウ
クォン・スンウ

以降も肩の負傷で全国体育大会を欠場するなど、コートから姿を消したクォン・スンウは、ついに順位を600位圏まで下げた。

幸い、ATPには「プロテクトランキング」という制度が存在する。これは選手が負傷により最低6カ月以上大会に出場できなかった場合、負傷前のランキングで大会にエントリーできる救済措置だ。

これを活用し、9~12のツアー大会に出場できる。実際、全豪オープンもクォン・スンウはプロテクトランキングを利用して出場した。

ただ、再びコートに帰ってきたクォン・スンウは本調子とは程遠かった。サーブ成功率はわずか54%で、ダブルフォルトもクレイン(6回)より多い10回を記録した。

全豪オープンで早期敗退に終わったクォン・スンウは、今後の順位管理においてさらなる困難を経験することになった。

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