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古着の醍醐味“デッドストック”の宝庫へ!原宿〈DON’T〉、名古屋〈bananaboat〉

  • 2024.1.17
名古屋〈DON’T〉店内、原宿〈bananaboat〉店内

bananaboat(原宿/東京)

原宿〈bananaboat〉店内
オールドアメリカンな雰囲気が漂う店内にはデッドストックが並ぶ。
原宿〈bananaboat〉店内
西海岸の王道ヴィンテージが中心。

入りにくい雰囲気が漂うが実は優しい日本有数の老舗

1981年に、原宿でオープンした日本屈指の歴史を持つヴィンテージショップ〈バナナボート〉。最大の特徴は、デッドストックの多さ。90年代に巻き起こったヴィンテージブーム時より、デッドストックのデニムを中心とした品揃えで有名だったが、30年近く経った今もこんなに在庫があるとは底が知れない。

そのラインナップは、デニムやワークウェア、ウエスタンなどの王道の西海岸。老舗で入りにくい雰囲気はあるが、店長の犬飼進さんは実にフレンドリー。高額なヴィンテージだけでなく、手の出しやすいアイテムも多いので、ぜひとも敷居をまたいでみて!

ホワイトサテンが使用されたスカジャン
状態良好のスカジャンは、表が別珍で裏がホワイトサテン。318,780円。
〈リーバイス®〉の70505E
〈リーバイス®〉の70505Eはサイズ46のデッド。327,800円。
50年代のエンジニアジャケット
50年代頃のエンジニアジャケット。219,780円。
〈リーバイス®〉501E
〈リーバイス®〉501Eの初期であるウエストシングル。1,174,800円。
原宿〈bananaboat〉店長・犬飼進
店長の犬飼さん。

Information

原宿〈bananaboat〉外観

bananaboat

裏原宿エリアと名づけられる前からある、原宿で最も歴史ある古着店。インスタグラムもHPもない硬派なスタイルが逆に魅力的。クレジットカードは使えるので一安心。

バナナボート
住所:東京都渋谷区神宮前4-28-17
TEL:03-3401-0303
営:11時〜20時
休:不定休

DON’T(名古屋/愛知)

名古屋〈DON’T〉店内
30坪もの広い店内。驚くのは約3倍もの服がまだ倉庫に保管されていること!
名古屋〈DON’T〉店主・伊藤光広
店主の伊藤さん。

48年、デッドストック一筋。まるで宝箱のような店

店主の伊藤光広さんは、名古屋の古着界でのレジェンド。その審美眼によって選ばれた服や小物は主に30〜60年代のデッドストック品で、アメカジからワーク、ドレスまで当時の状態のまま扱われている。

「デニムやスエットが人気ですが、紳士が着ていたジャケットやスラックス、労働者のためのチノパンなど名品はたくさんある。投資用として服を買うのではなく、試着してじっくり考えて、素直に買い物を楽しんでいってほしい」。古着に着想したブランド〈クッシュマン〉も展開。伊藤さんが制作に携わっているだけあって、クオリティは折り紙付き。

60年代のジャケット、〈ディッキーズ〉のパンツ、〈ケッズ〉のローファー
60年代のジャケット32,780円、リブニット16,280円、〈ディッキーズ〉のパンツ32,780円、〈ケッズ〉のローファー43,780円。
50年代のギャバプルオーバーシャツ
50年代のギャバプルオーバーシャツ107,800円。
1940年代の革靴
30〜40年代の革靴も取り扱う。左140,800円、右217,800円。
名古屋〈DON’T〉店内
USのキャンバススニーカーなどは棚に。

Information

名古屋〈DON’T〉外観

DON’T

目印は、大きな「DON'T」の文字と目を惹くペールグリーンの外壁。〈リーバイス®〉の年代もののデニムバナーなど、内装のインテリアも面白い。

ドント
住所:愛知県名古屋市千種区猫洞通2-25
TEL:052-734-8445
営:12時〜18時
休:月曜
Instagram:@dontandcushman

買い物のあとに、古着メシ
〈ドント〉のオーナー、伊藤さんが閉店後によく立ち寄る店は、覚王山にあるお好み焼き屋〈まん〉。店主は旧〈ヴァンヂャケット〉のスタッフなのだとか!「ここに来たらお好み焼きと焼きそば、鉄板焼きの軟骨と鶏皮をぜひ食べてほしい」

※紹介した古着の多くは一点物で、品切れの場合があります。価格等の情報は取材時のもので、変更になる場合があります。

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