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パク・ソジュン、共演したハン・ソヒを絶賛「素晴らしい俳優。言葉を交わさなくても分かる」【インタビュー後編】

  • 2024.1.16

パク・ソジュンが『京城クリーチャー』で共演したハン・ソヒを絶賛した。

作品の出来にもとても満足しているというパク・ソジュンは「満足した。2年近くこのように長く撮った作品は初めてだった。すべての瞬間を待ったことも初めてだ。“どう完成するんだろう”と公開日を待ちわびていた。初めて公開された時、一緒に制作した時間をたくさん思い出した」と話した。

また、『京城クリーチャー』を手がけたカン・ウンギョン作家とチョン・ドンユン監督のインタビューで、2人は「快く出演してくれる俳優がいなかった」と言及した経緯がある。

カン・ウンギョン作家は「この時代を盛り込むこと自体が非常に厳重で、反応が少ないドラマになるかもと自身も考えていた。しかし、若い監督と俳優たちがよく頑張って作ってくれた。この時代の物語は昔からきちんと話したかった題材だったが、出演するという俳優はまずいなかった」と打ち明けた。

また、「最近になって日本による植民地時代を扱うドラマがほとんどなくなった。その理由の1つは、多額の制作費である。その製作費に応えるためには良い俳優が入ってこなければならないが、快諾する方がいなくて実現できなかった。そんな時にチョン・ドンユン監督に会ったが、時代劇に関心が高かった。若い監督を通じて描かれる京城がどのように描かれるのか気になった」と話した経緯がある。

そんな中、主役を買って出たというパク・ソジュンは一部視聴者の「独立軍を卑下した」という評価に対しても自身の考えを公開した。

パク・ソジュン「記憶していかなければならない部分」
パク・ソジュン
パク・ソジュン(写真提供=Netflix)

彼は「チャン・テサンは“独立に関心がない”と言っても母親も独立軍であり、全く関心がないわけではないと思う。それでもテサンにとっては町の人々が最も重要だった。テサンがいつも“私のお金が一番大切”と言っていたのは、街の皆を守るために努力していたから。そういった心がなければ彼らもテサンのために動かなかった」と話した。

日本の731部隊の生体実験について、パク・ソジュンも作品に臨みながら深く考えるきっかけになったと話す。

「『京城クリーチャー』序盤は衝撃的だった。学校に通いながら歴史を学んだが、ビジュアル的に経験したのは写真程度だった。そのようなことが赤裸々に表現されるのを見た時、衝撃が倍になった。明らかに引き続き記憶していかなければならない部分」とし、「そのような地点でこのドラマも見せることがあると思う。知らなかった人には知られるきっかけになり、すでに知っていた人にはもう一度考えるきっかけになりうる。私も歴史的事実に重きを置かなかったというわけではない。この時代を生きていく人々の話を俳優として表現してみたかった。作品が公開されれば、そのような重みを感じないわけにはいかない。 作品で伝える話が見る視聴者にもよく伝われば良い」と願いを表わした。

ハン・ソヒを絶賛「これからもっと上手くいく俳優」

今回の作品を通じてハン・ソヒと初めて呼吸を合わせたパク・ソジュンは「最初に画面でモニターを見た時、本当に役者としての深みがあった。話さなくても、すべての事情が説明される感じを演技から受けた。“すごく面白い作品になるだろう”と思った」と第一印象について語っている。

続けて、「序盤には一緒に演じる場面がなく、1ヵ月以上見なかったこともある。だからもっと一緒に撮る場面を期待したようだ。 私は相手の俳優に合わせようと努力する方だが、ソヒさんは良いものをたくさん持った俳優なので自信を感じた。良いエネルギーを持っているし、これからもっと上手くいくと思った」と後輩であるハン・ソヒを絶賛した。

パク・ソジュンとハン・ソヒは『京城クリーチャー』でハイレベルのアクションシーンを演じ、この過程で負傷を負ったりもした。

パク・ソジュンは「ソヒさんは本当に熱心に準備してきた。それを見て私も頑張らなければならないと感じた(笑)アクションというのは1カット、1カットを撮る時に時間が長くかかる。なので後半は結局体力争いになる。体力を守るためには現場でだけは雰囲気を良くしなければならないが、そのために冗談もたくさん言った。お互いに力になろうと努力した」と当時を振り返っている。

ハン・ソヒはもちろん、パク・ソジュンも負傷したが、「負傷は常にあり、アクションは怪我をしないわけにはいかないと思う。いつも“ケガをしないように”というマインドで臨む。最近は関節が悪くなった。肩が慢性的に良くない方だ。また、撮影に感情が入ると過剰になる。小さい怪我をする時もよくある。非常に大きな影響を与えるものではないので大丈夫だ」とし、大したことではない反応を示した。

パク・ソジュン
パク・ソジュン(写真提供=Netflix)

なお、『京城クリーチャー』シーズン2は2024年ソウル、チャン・テサンとユン・チェオクが再会して終わらない京城の縁と運命、悪縁を暴く話を描く。時代背景を京城から現代に移して新しいストーリーを披露する。年内に公開予定だ。(了)

(記事提供=OSEN)

◇パク・ソジュン プロフィール

生年月日:1988年12月16日生まれ
身長:185cm
星座:いて座
デビュー:2011年
出身校:ソウル芸術大学演技科
☆主な出演作

『ドリームハイ2』(ドラマ、2012)
『温かい一言』(ドラマ、2013年)
『魔女の恋愛』(ドラマ、2014年)
『彼女はキレイだった』(ドラマ、2015年)
『ビューティー・インサイド』(映画、2015年)
『花郎〈ファラン〉』(ドラマ、2016年)
『キム秘書はいったい、なぜ?』(ドラマ、2018年)
『パラサイト 半地下の家族』(映画、2019年)
『梨泰院クラス』(ドラマ、2020年)
『マーベルズ』(映画、2023年)
『コンクリート・ユートピア』(映画、2023年)

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