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たった2つのルールで和室も垢抜け!一人暮らしのナチュラルインテリア実例

  • 2024.1.16

和室がある賃貸物件は古風な印象で、好みのインテリアにするのが難しいと感じる方も多いかもしれません。ところが、一部屋が和室の2LDKに暮らすインテリアデザイナー・moriさんは、シンプルかつナチュラルなインテリアに統一して心地よい空間を作っています。部屋作りで大切にしているポイントを教わりました。

日当たりのよいダイニングや和室を活かしたインテリア

以前はワンルームに暮らしていたmoriさん。広い部屋に憧れて引っ越したのは、52平米の2LDKです。内見で一目惚れした日当たりのよいダイニングや和室を活かせるよう、2つのルールを決め、ナチュラルなインテリアに整えています。その2つのルールとは「余白を作ること」と「色の数を3~4色に絞ること」です。

植物をたくさん飾った、ナチュラルなダイニング

部屋の中で最も日当たりがよく、長時間過ごすダイニングには、ACTUS(アクタス)のダイニングシリーズ「soup」の大きな天板のテーブルを設置。同じナチュラルな木の色のチェアのほか、イギリスのアーコールチェアやアウトドア用チェアを合わせて、一人でも来客時にもゆったりと座れるようにしています。

部屋の隅には背が高いオープン棚や全身鏡を置いていますが、スリムで窓からの日差しを遮ることはありません。窓辺やテーブル、棚の上に置かれた観葉植物も、日の光を浴びて気持ちよさそうです。

ダイニングテーブルの横の壁際には、無印良品のスタッキングシェルフを並べています。高さが2段に抑えられていて白い壁がよく見え、圧迫感がありません。
シェルフには雑誌や小説、漫画などを収納し、上に洋書やカメラなどを植物と一緒にディスプレイ。たくさんの小物が飾られていても、このワンコーナーにまとまっているので、部屋全体のすっきりした印象は保たれています。

置くものを絞り込んだ、ミニマルな和室

和室は家具をちゃぶ台のみにし、広く空いた空間でリラックスできるようにしています。寝るときは、ここに布団を敷いて寝室として使用。週末にはプロジェクターで壁に投影した映画を観るのが楽しみなのだそう。

ミニマムな空間で目を引くのが大きな照明。以前からかわいいと思っていたというHAYの「PAPER SHADE ELLIPSE」です。竹製のフレームに紙を巻いたシェードで、柔らかい灯りが辺りを照らします。

和室の唯一の家具であるちゃぶ台もこだわって選んだもの。代々木上原の古道具屋さんで出会い、サイズと質感が理想どおりで即決したそう。ボロボロだった天板を自分で黒く塗りなおし、愛着を持って使っています。

テレビを持たないmoriさん。プロジェクターもシンプルな和室に合うスタイリッシュなものを選びました。XGIMIのモバイルプロジェクター「MoGo Pro」は、価格とスペックも納得のいくものだったと言います。

少数精鋭のものしか置かれていない和室は、まるで旅館の一室のよう。日中も夜も落ち着いて過ごせそうです。

キッチン周りやベランダでも、余白や色数のルールを徹底

色数を抑え余白を残すルールは、ダイニングや和室以外でも共通。
キッチン横にまとめられた家電や器はほとんどがモノトーンです。収納には無印良品のスチール製のユニットシェルフとステンレスのかごを使い、カップやプレート、リネン類などを分類。その横にも棚が置けるぐらいの余裕がありますが、なにも置かずにスペースを開けています。

ベランダもこのとおり。IKEAのフロアデッキ「RUNNEN(ルッネン)」を敷き、テーブルとチェアを置いています。ナチュラルな木の色で統一されたお気に入りの空間で、読書だけではなく勉強をすることもあるのだとか。

2つのルールで作る、シンプルでナチュラルな部屋

本当は雑貨も好きだというmoriさんですが、シンプルな空間を保てるよう、ものを飾りすぎないよう意識。収納も増やさないよう気をつけているそうです。それにより、どの部屋も統一感のあるインテリアができています。
シンプルでナチュラルなインテリアを目指したい方は、moriさんのように「余白を大切に、色も絞り込む」というルールで部屋作りをしてみてはいかがでしょうか。

writer / goodroom photo / goodroom journal

取材協力

新しい部屋で、はじめよう。goodroom journal

https://www.goodrooms.jp/journal/

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