【堺】新しい堺の銘菓誕生！？カシューナッツの上品な和スイーツ「甘味処 たか長」

＜堺発＞こんにちは！大阪地域特派員のジャスミンです。 みなさん、堺にカシューナッツの専門店があるのを知っていましたか？カシューナッツと言ってもただのカシューナッツではなく、こだわり抜いて作られた和テイストのお菓子なんです。 今回はそんな堺の新しいお菓子のお店「甘味処 たか長」に行ってきました！

場所は南海本線石津川駅より徒歩10分のところ。 住宅街の一画、ここだけガラッと雰囲気が変わります。以前はこちらで先代が日本料理店を営まれていたそうです。 お店の暖簾をくぐると目の前には風情ある日本庭園。ししおどしが雰囲気を醸し出します。

イートインではそんな庭園を眺めながらゆったりとした時間を過ごすことができますよ。

カシューナッツを使った新スイーツ

お店ではカシューナッツを色々な味でコーティングした「ちぐさの実」が販売されています。

先代が営んでいた日本料理店でも人気のデザートだったそうです。 お味は抹茶、ほうじ茶、味噌、白味噌、生姜、ざらめの6種類。カシューナッツはカンボジアで丁寧に作られる大粒のものを使い、甘味には体にやさしいもの、堺の伝統あるお抹茶や古来からゆかりのある味噌を使うなど素材ひとつひとつにもこだわりがあります。

イートインでカフェを楽しむこともでき、私は「ちぐさの実」全6種を食べることができる「ちぐさの八寸」…1200円をいただきました。

ちぐさの実全6種とカシュープラリネのアイスクリーム、カシューナッツを使用したグルテンフリーのケーキとチョコレート菓子、女将手作りの干し柿がセットになったプレートです。 こちらの器やお皿も日本料理店の前菜で使っていたもので、先代の思いをしっかり受け継いでいらっしゃいます。そんな素敵な器で、窓の外に見える中庭を眺めながらひとつぶひとつぶおいしくいただきました。

特に私が気に入ったのはほうじ茶と抹茶。1818年から続く老舗茶屋「松倉茶舗」のものをつかっているそうです。ほうじ茶の香りと香ばしさを感じるほうじ茶味。蜂蜜とバターでキャラメリゼした甘いコーティングのカシューナッツに、ほろ苦い抹茶が大人な抹茶味。柔らかい食感とコクのある大粒のカシューナッツの味も生きていて、どれも癖になりそうです。 そうそう、アイスクリームもとっても濃厚で砕かれたカシューナッツも良い役割を果たし、とてもおいしかったです。

冬季限定！こだわりのお善哉

先ほど紹介した「ちぐさの八寸」も冬バージョンなのですが、今しか食べることの出来ないのがたか長こだわりのお善哉。

つぶあんの汁粉の上に浮かぶ大きなお餅がおいしそう!! なんとこのお餅、杵と臼でついた自家製のお餅だそうです。とてもコシがありながら、よくのびて柔らかいです。汁粉の甘味に使われているのはもちろん体にやさしいキビ砂糖。上品な甘さでとてもおいしかったです。 ぜひこの機会に食べてみてくださいね。

もちろん「ちぐさの実」のテイクアウトのみでも可能です。 日々のお茶の時間にいただくのも良し、それぞれの味ごとに可愛い小箱に入っているのでセレクトして手土産にするのもお洒落で良いですよ。