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女性の“怒っている時は、泣いている”ってどういう感情?怒りをコントロールする方法、SOSのサインを見逃さないで

  • 2024.1.15

女性の“怒っている時は、泣いている”

女性の“怒っている時は、泣いている”
女性の“怒っている時は、泣いている”

突然ですが皆さんは、女性の“怒っている時は、泣いている”という言葉を耳にしたことはありますか?過去に、人気YouTuber「東海オンエア」・しばゆーさんの妻でありインフルエンサーのあやなんさんが、SNSを使って旦那さんに対しての不満を爆発させたことが話題になりました。

ときを同じくして、過去に俳優の貫地谷しほりさんがテレビ番組内で放った言葉「女性の怒っている時は、泣いている」がX(旧ツイッター)上で再び注目を集めました。

本記事では、この言葉の意味を深掘りし、強い怒りが沸いたときに試したい、怒りをコントロールする方法を紹介します。

“SOSのサイン”

“SOSのサイン”
“SOSのサイン”

怒りで顔を赤らめたり、あからさまに態度に出したり、怒りがピークに達した経験がある人はいるのではないでしょうか?また、一緒にいる友達や恋人が、自分や他人に対して強く怒っているのを目にしたことがある人もいるはずです。

実はこのような状況下では、女性の心は泣いているも同然。「女性が怒っている時は、泣いていると思ったほうがいい」とはよく言ったもので、女性が強く怒りを表現している姿は、実は“SOSのサイン”なのです。心が限界を迎えていて、「泣きたいけれど泣くわけにいかない…」そんな気持ちを態度で表現することでストレスを発散しています。

加えて、女性は素直に感情を表現できない生き物。素直に泣いたり悔しがったりすることができずに、それが表に出たときに怒った姿になってしまうことがあります。このとき、内心は怒っているのではなく、悲しんでいたり苦しかったりすることがあるのです。

女性がよく使う「大丈夫、大丈夫」という言葉。これも同じく、全然大丈夫じゃないときに女性が放つ言葉です。強がりな女性はとくに、泣くこと・悲しむこと・悔しがることを嫌う性質があります。

女性が強い怒りを覚えるとき

女性が強い怒りを覚えるとき
女性が強い怒りを覚えるとき

では、私たちはどのようなときに“怒りがピークに達する=心で泣いてしまう”のでしょうか。女性が強い怒りを覚えるタイミングは主に2つあります。悲しいときと悔しいときです。

悲しいといってもただ悲しいだけではなく、パートナーや友人への期待が裏切られたときに感じる悲しみが怒りにつながりやすいです。

例えば、夫が自分のことを否定するような内容の発言をしたとき。1番身近な存在で自分の味方だと思っていた存在に否定されたことで、反射的に怒りが沸いてくる女性もいるはずです。でも、冷静になって気づくでしょう。これはシンプルに怒っているのではなく、悲しみからくる怒りだということを。

続いて、悔しさから怒りが込み上げるときについて解説します。例えば、仕事で同期に昇進を先越されたとき。普段から頑張っていたのならなおさら、「どうして私じゃないの?」と悔しさが怒りとして表現されてしまうのも仕方ありません。職場の人や彼氏に強く当たってしまうこともあるでしょう。

このように、女性が怒っているときは、悲しみ・悔しさで気持ちがいっぱいになり心が泣いているときです。

怒りを上手くコントロールする方法

怒りを上手くコントロールする方法
怒りを上手くコントロールする方法

女性が強い怒りを感じるタイミングの具体例に共感できた人、同じような経験がある人に、怒りを上手くコントロールする方法を、アンガーマネジメントに基づき3つのステップでお伝えしておきます。

1:自分の怒りレベルを知る まずは、自分がどの程度のレベルで怒りを感じているかを客観的に感じ取ることです。このステップを踏むだけでも、反射的に強い怒りを態度にしたり声を荒げたりせずに済むでしょう。

2:怒りを原因や思考の偏りに気づく 次に、自分が何に対して怒りを感じたのか原因を分析します。つまり、悲しかったこと・悔しかったことは何なのかを考えます。ここで気をつけたいのが、ただ悲しかったり悔しかったりしたと分析するのではなく、どれは自分のどんな思考のクセからきたものかを考えてみることです。 例えば、夫が共感してくれなかったことに怒りを感じたなら、そもそも自分の中には「夫婦ならお互いの意見に賛同して当たり前」という偏った考え方があることを理解しましょう。

3:怒りを感じたときの行動を修正していく 最後に、怒りを感じたときの行動を省みます。どんな態度をとってしまったかを思い出し、次回は怒りを感じても前回よりもマシな態度を取れるように備えます。強い怒りを感じて不機嫌な態度を取ることで一緒にいる相手を困らせてしまったのなら、次はせめて真顔でいる、一旦その場を離れるなど行動を修正していきます。

【まとめ】 女性はホルモンバランスの乱れなどを起こしやすく、情緒不安定になりやすいのは事実。それでも怒りをコントロールしていくことは可能です。また、周囲に強い怒りを顕にしている女性がいたら、泣いている人に接するように優しく接してみましょう。同じ女性として共感する姿勢で接することで、怒っている人との関係も改善できる可能性が高まります。

(岩井なな)

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