新しい感覚をくれる街、ソウル。

旅好きのモデル、エマが綴る連載「See the World」。今回は、2023年にいちばん多く訪れた都市、ソウルの尽きない魅力について語ります。

2023年が終わり、2024年がスタートしました。コロナ禍から少し落ち着いたのもあり、昨年はいままで止まっていた時を取り戻すかのように旅に出ました。

旅が好きで、旅をすることが人生においてとても重要。そのことにあらためて気付いた2023年でした。そんな2023年にいちばん訪れたのが「ソウル」。仕事も含め、5回行きました。

この連載でも何度かソウルについてのお話はしているけど、行くたびに新しい場所が生まれているので、常に新しい感覚をくれる街です。

2023年最後の旅もソウルでした。

お昼過ぎから行動を開始して、エリアごとに買い物したりお茶したり、夜には現地の友人も合流して梨泰院に繰り出す。最近だと、この流れが私のソウルでのルーティンと化しています。

今回は、東大門にある生地の問屋さんへも行きました。韓国ならではの生地を求め、スワッチを調達したり。いままでの旅とは違う体験ができました。初めての問屋街に戸惑い、迷子にもなりながら......（笑）。

ソウルに行って、アパレルやカフェなどのさまざまなお店を見ると、そのコンセプト作りが本当に素晴らしいなと思います。ブランディングが上手で、看板を見ただけで店内に入りたくなるようなビジュアル。

ひとつひとつ、細部までのこだわりが圧巻で、私も物作りの参考にしたりしています。

今年の旅目標は、4年ぶりにニューヨークに行って、最近気になるオーストラリアに行って、少し肌寒くなってきたら、またコペンハーゲンに行きたい。あとはもちろんソウルは何度でも。

emma.xxx