「はっきり言っていいよ」パワハラ上司に直談判した結果

退職者が3人も出ている部署へと異動したおと(@oto_ppu)さん。上司からむちゃを言われ毎日のように説教をされます。さらに膨大な仕事を押し付けられる日々を送る中で、ついに心も体も限界を迎えます。おとさんは意を決して上司に改善してほしいことを直談判することに…。『職場のクラッシャー上司』ダイジェストでごらんください。

「許せない！」上司に直談判することに

上司は部下の昇格を嫌ってきつく当たっていることを知ったおとさん。このままではダメだと思い、直してほしいところを直談判をすることにします。部下が働きやすい環境を作り、サポートするのが上司の役割のはず…。部下がストレスを抱えるように仕向けるなんて信じられないですよね。

緊張しながらも上司に伝えると、あっさりと「そこまで言われたら改善するよ」と言ってくれます。前向きな言葉が聞けておとさんはすっかり安心している様子ですね。

夫の言葉を信じていなかったけれど…

上司との話し合いで「今後はもっと働きやすくなるはず」と意気揚々と帰宅したおとさん。夫に話をすると「人間ってそんな簡単に変わらないよ」と言われてしまいます。この時は「大丈夫！」と強気だったおとさん。上司から前向きな言葉をもらえたことで、仕事へのやる気も復活したようです。

出勤すると上司の態度はすっかり変わっていました。しかし、「人間はそう簡単に変わらない」という意味をこの後実感することになったそう…。

むしろ悪化した上司のパワハラ

上司の態度が改善したとよろこんでいたものの、代わりに仕事の指示が細かくなり余計な手間が増えることに…。さらに、勤務時間外に仕事の連絡を頻繁にされるようになり、直談判したことでうらみを買ったと感じたおとさん。度重なる上司のパワハラに耐えきれなくなります。人事部長に相談したものの「全部課長の冗談だよ」とあしらわれてしまいました。思いが踏みにじられ、おとさんは「会社を辞めよう」と決心したのでした。

仕事を辞めるというのは勇気のいる決断です。金銭面や将来のことを考えても、簡単には決断できないことかもしれません。しかし、一番大事なことは会社の中で評価されることではなく、自分の心と体の健康なのではないでしょうか。自分が健康でいてこその仕事ですよね。会社を辞めるというとネガティブなイメージを持つかもしれませんが、自分を苦しめるような会社なら辞めて大正解だと思います。会社や上司に苦しめられる人が少しでも減るようにと思わずにいられないエピソードでしたね。

著者：こびと