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「女のお前はここよ」嫁は【土間】で食事!? → 男尊女卑の義家族に追い詰められた、その時──!?

  • 2024.1.15

結婚をすると、義実家の価値観に驚かされることは少なくありません。でもそれがあまりにも理解できない場合は、お付き合いするのも難しくなりますよね。これは筆者の友人・F子から聞いた驚きのエピソードです。

画像: ftnews.jp

地方の義実家

私の義実家は昔の風習が強く残る地域にあります。この令和の時代にあり得ない男尊女卑が根強く残っていて、馴染むことができませんでした。

姑は自分の家のしきたりや風習を、嫁の私に教えたかったらしく、いろいろと話をしてきましたが、どれも嫁イビリに近いものばかり……。

結婚して5年が経った頃、初めて泊まりで帰省したときに、あまりの違いに驚かされることになりました。

「女はここよ」

帰省をしてみると、案の定なんでもかんでも男性が優先で、女性は二の次になるという妙なしきたりに出くわしました。姑はこのしきたりを利用し、食事をする場所も「女はここなのよ」と土間で食べさせられ、お風呂は集まった親戚が10人近く入った後。寝る場所も夫とは別の場所で、布団部屋のようなところに寝かせられました。

あまりの事態に私は夫に「帰りたい」と相談しましたが、夫はあっけらかんと「うちは昔からこうだから」と、あろうことか姑側についたのです。さらに夫は私が言ったことをそのまま姑にチクってしまったので、大変なことになりました。

できていない嫁

夫の話を聞いた姑は、ものすごい勢いで怒りました。
「嫁としてできていない!」
「私はずっとこの家でやって来た!」
確かにそうかもしれませんが、日中は女中のようにこき使われ「使えない」だの「いまどきの若い子は……」などと嫌味を言われ続けるんです。

「〇〇(夫)に聞いたけど、帰りたいって言ったそうね? 情けない嫁ね~。」と言われたとき、私はついにブチ切れてしまったのです。

嫁の反撃

「私は帰ります。〇〇さんとも離婚したいと思っているので、帰ってきたら話し合いをしましょう。」と夫に宣言。
そして「離婚すればあなたは他人です。もう言う事を聞く必要もありませんよね。」と姑にも言い返してやりました。

夫と姑は呆然としていましたが、嫁として歓迎されていないことはこの数日でよくわかったので、そのまま家に帰ったのです。

その後、夫とは離婚が成立。私の実家も地方にありますが、母曰く「それはしきたりっていうよりも、ただの嫁イビリよね。」と離婚を理解してくれました。

育った家庭環境って本当に大事なんだなぁとつくづく思い知らされた出来事でした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K

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