ニットのチクチク感、原因は素材…!? この冬知りたい「ストレスなくニットを着る」3つの方法

寒い冬の定番アイテムである“ニット”。ですが、肌が敏感な方などは、「ニットのチクチクがかゆい」「痛い」と感じる方も多いのではないでしょうか。

今日は札幌在住・2男3女のママでもあるファッションスタイリストの筆者が、ニットのチクチクを軽減してストレスなく着る方法についてご紹介します。

どうしてチクチクするの？

そもそも、どうしてニットを着るとチクチクすることがあるのでしょうか。原因は以下の3つが考えられます。

1：ニットの素材

ニットを着たときのチクチク感やかゆみは、その素材によって大きく変わります。なかでも、「毛」などと表記されているウール素材のセーターは、チクチクしやすい傾向があります。その理由は、繊維が太く固いものが多いので、肌に繊維が刺さってチクチクした刺激に感じるのです。触ってみてゴワゴワしているものは繊維が太く、着用すると刺激が出やすいといわれています。

2：ニットのサイズ感

タートルネックのように首回りをぴったりと覆うタイプや、コンパクトなサイズ感でお肌にフィットするニットはチクチクしがちです。特に首は皮膚が薄いため、ニットが直接当たることで刺激を感じやすいといわれています。

3：お肌の乾燥

肌が乾燥していると、かゆみを起こしやすくなります。そこにセーターによる摩擦や刺激が加わると、よりかゆみやチクチクを感じやすくなります。乾燥しやすい冬はとくに、ニットを着用する前にボディクリームなどで保湿をするのがおすすめですよ。

解決策1：チクチクしにくい素材を選ぶ

ウールではなく、カシミア・コットン・ナイロン・ポリエステルを選んでみましょう。チクチクしにくい素材ですので、おすすめですよ。

ニットを購入する際は、素材表示を確認し、参考にしてみてくださいね。

解決策2：首にニットが直接当たらないものを選ぶ

首にフィットするタートルネックよりも、首元がゆったりしているオフタートルや首元の開いたデザイン、オーバーサイズがおすすめ。ネックラインが首から離れ、チクチクを感じにくくなりますよ。

解決策3：インナーを着る

お肌に直接ニットが当たらないようインナーを着用することで、刺激を受けにくくなります。写真では薄手のインナーを使用しましたが、シャツや薄手のハイネックカットソー などをニットのなかに重ねるのもおすすめです。同じニットでもなかに合わせるインナーによって印象が変わるので、コーデの幅も広がりますよ。

まとめ

暖かさとかわいさを両立できるニット。今年の冬はチクチク対策をして快適にコーデを楽しみましょう！

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文：丸山ゆうこ（パーソナルスタイリスト）
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【ライター：丸山ゆうこ PROFILE】
仙台出身・2男3女のファッションスタイリスト。元ウェディングプランナー。双子の出産を機にファッション迷子になり「もっと効率よく似合うものを知りたい女性が沢山いるはず……」という思いからファッションの道へ。のべ1,000人以上の女性へ似合うファッションの診断・提案をしている。