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“数センチ”で印象が変わります! 垢抜けて見える「パンツの長さ」を徹底検証

  • 2024.1.14

オシャレな人を参考に同じ洋服を買ったのに、なぜかうまく着こなせていない…と感じることはありませんか? それがパンツの場合は、もしかするとパンツの長さが原因かもしれません。今回は、筆者が最近感じている「オシャレを格上げするパンツの長さ」についてお話します。

溺愛中のユニクロ2大パンツでシルエットを比較

©桐生奈奈子

今回は、筆者が愛用している『ユニクロ』のパンツで着こなしを比較していきます。

左側が一昨年の初秋に購入した初代、「タックワイドパンツ」のMサイズ。一昨年は、今よりもテーパードパンツのシルエットが人気だったこともあり、スッキリ見えも叶うMサイズを選びました。

右は去年の冬に購入した「ブラッシュドジャージータックワイドパンツ」でサイズはLです。年々ワイドパンツのボリュームがアップしていき、ユルッと少しルーズに穿きたかったことと、ニットをウエストインして着たかったのでLサイズを選びました。見比べると「ブラッシュドジャージータックワイドパンツ」の方が長さがあり、太めのシルエットだとわかりますね。

パンツの着丈選びのポイントは?

夏も穿ける生地ならサンダルが似合う着丈を意識して

©桐生奈奈子

たとえば「タックワイドパンツ」は、真冬よりは真夏に穿きたくなるような、ツルッとした生地が特徴的です。パンツは足元とのバランスが洗練見えのわかれ道。通年穿きやすいパンツは、サンダル(素足)と合わせたときにどう見えるかを意識するのがおすすめです。

起毛感のあるパンツはブーツやパンプス、スニーカーとのバランスをチェック

©桐生奈奈子

「ブラッシュドジャージータックワイドパンツ」のように起毛感のある冬素材のパンツなら、足首が見えていると寒そうで“ツンツルテン”な印象になりがち。ブーツやスニーカー、パンプスとのバランスを考えながら着丈を選ぶのが正解です。

スニーカーに合わせるなら緩めのシルエットが今っぽい

©桐生奈奈子

同じコーデで比較してみましょう。左が「タックワイドパンツ」、右が「ブラッシュドジャージータックワイドパンツ」です。どちらもシルエットがまっすぐで素敵なのですが、きれいにまとめるよりも緩めの方が今っぽい雰囲気に。右のように、スニーカーの靴紐の結び目が隠れるくらいまでの長さがあるときれいです。

短い丈はくるぶしが隠れる靴を。フラットシューズはパンツの長さが大事

©桐生奈奈子

こちらも左が「タックワイドパンツ」、右が「ブラッシュドジャージータックワイドパンツ」です。丈が短めのパンツは、ハイカットのスニーカーやショートブーツを合わせて、短さがわかりにくいように穿くのがコツです。同じ色のブーツでつなぐと、短めのパンツも悪目立ちしません。

フラットシューズは、長いパンツを選ぶと裾を引きずってしまうこともありますよね。「ブラッシュドジャージータックワイドパンツ」とフラットシューズを合わせたところ、身長167cmでLサイズだと引きずることがなくスッキリしました。パンツとフラットシューズを実際に合わせてみて、パンツが長すぎないかをチェックするのがおすすめです。

テーパードパンツはくるぶしを見せた方が好バランス

©桐生奈奈子

足首に向かって細くなるシルエットによってスッキリと見えるテーパードパンツは、くるぶしが見える丈の方が好バランス。パンツのシルエットによってバランスを確認すると、より「しっくりくる」コーディネートにたどり着けると思います。

パンツのシルエットと長さのバランスを攻略して着こなし上手に

©桐生奈奈子

数センチでも丈の長さにこだわれば、バランス上手なオシャレを楽しめるようになります。ワイドパンツとひと口に言っても、流行によってシルエットが異なるので、ベストなバランスを更新し続けることも大切です。微差にこだわったからこそたどり着く「シンプルだけどどこかオシャレな人」。筆者もまだまだ研究中ですが、一緒に目指していきましょう!

筆者情報

桐生奈奈子
ファッションやライフスタイルジャンルを執筆するフリーライター。プチプラファッションの人気アイテムを記事化することでWEB記事の影響力を体感。流行がめまぐるしく変わる早さに寂しさを感じ、価格を問わず長く愛用できるものについて発信できるようになりたいと模索中。パンとコーヒーが大好き。Instagram @ happynanako0111

文/桐生奈奈子

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