専業主婦のママ友に、フルタイムで働いていることを見下された筆者の知人Aさん。そのママ友に会うたび、ストレスを感じることになります。今回は、そんなAさんから聞いたエピソードをご紹介します。
将来のために転職
Aさんはもともとパート勤めでした。ただ、パートの収入だけでは将来に不安を感じたAさんは、下の子が小学生になるタイミングで、フルタイムの仕事に転職をすることに。
パートの頃と違って、子供と過ごす時間が減ったAさんは、子供に対し心苦しく思っていました。それでも、その分子供には優しく接するようにするなど、彼女なりに子育ても頑張ってきました。
フルタイムを見下すママ友
しかし、そんな彼女に嫌味を言ってくるママ友が……。幼稚園繋がりの専業主婦ママBさんです。
彼女はとにかくランチ会が大好き。子供を園に送ったあとは、ほぼ毎日取り巻きたちとそのままお店に向かいます。
その時にAさんを見かけると、わざわざAさんの方に近づいてきて「〇〇さんってフルタイムだもんね。ランチは誘わない方がいいわよね」などと意地悪を言ってくるのです。
さらに「そんなに働かないと生活できないなんてかわいそう」と金銭的に見下してくるといいます。AさんはBさんに対しイライラを募らせていきました。
数年後、立場は逆転
それでもAさんはBさんの嫌味に屈することなく、ずっと仕事を続けてきました。
そして、気が付けば子供が大学受験を迎える年になりました。これまで着実に学費を貯めてきたAさんは、「辛いこともたくさんあったけど、今まで頑張ってきて本当に良かった」と心から思いました。
それとは逆に、毎日ランチ三昧で散財していたBさん。普段から金遣いが荒かったため貯金はなく、「お金がなくて大学に行かせられない」と頭を抱えることになってしまいました。
結局、奨学金の申請をし、子供に借金を背負わせる道を選んだBさん。しかし、それだけでは学費は足らず、高収入の仕事を探しているそうですが、なかなか見つからず苦労しているとのこと。
この話を聞いたAさんは、「言い方は悪いけれど、いい気味だ」と感じました。
何か理由があって人の働き方をバカにする発言をしていたのかもしれませんが、絶対に許せませんよね。今苦労しているBさんには、少し反省してもらいたいものです。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:花澤ひかる