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【映画】福岡にゆかりの深い高良健吾さん主演ノワールミステリー「罪と悪」

  • 2024.1.14

こんにちは!リビングふくおか・北九州Web地域特派員のゆーれんママです!今回は2024年2月2日(金)より全国ロードショーにて公開となる映画『罪と悪』(配給: ナカチカピクチャーズ )の試写を観させていただきました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

©中野敬久

ノワールミステリー映画とのことで、ドキドキの試写タイムです♪

オリジナル脚本

映画『罪と悪』はオリジナル脚本!私を含め、「ノワールミステリー」というカテゴリーをあまり聞き馴染みのない方のために説明させていただきますと、「ノワールミステリー」とは、犯罪者が主人公だったり、犯罪者目線で描かれたミステリーのことだそうです。そしてこの映画は、犯罪者探しのミステリー映画かと思いきや、そうではなく、罪の真実と正義の在り方を問う本格サスペンスなんです。

出典:リビングふくおか・北九州Web

©2023「罪と悪」製作委員会

ストーリー

13歳の少年、正樹が殺された。 死体は町の中心にある橋の下に無残に捨てられており小さな町はたちまち不安と恐怖に包まれた。人々は警戒しあい、あらぬ噂で持ちきりになる。 正樹の同級生、春・晃・朔・直哉は、犯人は正樹がよく遊びに行っていた怪しい老人「おんさん」に違いないと家に押しかけもみ合いの末、1人がおんさんを殺してしまう。そして彼はおんさんの家に火を放ち、事件は幕を閉じたー。 そして時が過ぎ、晃は刑事になり、父の死をきっかけに町に帰ってきた。葬式に来た朔に礼をし、久々に話す二人。朔は引きこもりの弟・直哉を面倒見ながら、親の農家を継いでいた。ほどなく一人の少年が橋の下で、死体で見つかる。正樹と全く同じように…。 晃は少年の殺害事件の捜査で、春と再会する。春は建設会社を営みながら、不良少年たちの面倒を見ていることで慕われており、殺された少年も春のもとに出入りしていたのだ。 三人の再会で、それぞれが心の奥にしまっていた22年前の事件の扉が再び開き始める。 20年前の事件の真相は、そして罪と向き合うということとはー。 本当の悪人は誰かー

豪華キャスト!

22年の時を経て罪と向き合う主人公<春>を演じるのは、2006年『ハリヨの夏』でデビュー以来、数多くの話題作に出演し続けている俳優・高良健吾。 荒んだ家庭環境に育ち、現在は地元の不良たちを集めた闇の仕事も請け負う建設会社を経営する社長を熱演しています。 春と同じく罪を背負いながらも、過去の秘密を隠し大人になった幼馴染<晃>を演じるのは、大東駿介。警察官の家庭に育ち自らも捜査一課の刑事となりますが、父の死をきっかけにこの街に戻ってくるという設定です。 そして、家業の農業を継ぎ現在は引きこもりになってしまった双子の弟・直哉の面倒も見ている<朔>を石田卓也が演じます。

以上3人の幼馴染に加え、<春>との間でトラブルを抱える白山會の会長・笠原役は佐藤浩市。ワンシーンのみの参加ながら、 大きなインパクトを残す役どころで出演しており、その圧倒的な存在感で、作品により一層の迫力を与えています。

出典:リビングふくおか・北九州Web

©2023「罪と悪」製作委員会 大東駿介演じる晃と同じ警察署の先輩刑事・佐藤を演じるのは椎名桔平。晃と対立しながらも、自身の立場の元、事件、そして春・晃・朔3人の運命と関わっていきます。 また、白山會傘下の清水組 組長・清水役には村上淳。春が直接対立することとなる清水を、独特な凄みを持って演じています。 そして監督・脚本を務めた齊藤勇起監督は、完全オリジナルの脚本のこの作品が初監督とのことです。

誰でも生きていれば、多からずとも、罪の意識に苛まれた経験があったり、後悔の念に駆られていることってありますよね。その度合いは様々でも、本人にとっては向き合っていかなければならなかったり、もしくは解決したかったりするものです。この『罪と悪』は、そのための心の持ちよう、そして考え方の一助になるかもしれないと感じた映画でした。

高良健吾さんが来福した~!

去る12月某日、主演の高良健吾さんが福岡キャンペーンで来福。インタビューに答えていただきました。

出典:リビングふくおか・北九州Web
Q. 今回の役を演じるにあたっての準備や感想、演じていて難しかったところや苦労したところはありますか?

台本で描かれていない部分の感情や表現をどのように演じるかを意識しました。この作品の空気感みたいなものを大事にして、逆に分かりやすくなってもダメだな…と。 ミステリーだけど犯人捜しをしているわけではないので、何が悪で何が正しいのか、最後もはっきりとは描かれていない。その辺をどう見せるのか、伝えられるのか考えました。

Q. いちばん印象に残っているのはどのシーンですか?

やっぱり最後の祭りのシーンです。同級生の「春」・「晃」・「朔」の3人が揃った初めてのシーンだったので。2人(大東俊介さん、石田卓也さん)とは、10~20代の頃から共にオーディションを受けたり、共演したりしてきた仲。撮影に入る前に少し話をしたりしたけれど、3人の役どころの関係性や空気感を大事にして、撮影中はあえてあまり話さないようにしました。

Q. 内容がわりと重たいテーマの映画ですが、撮影現場の雰囲気はどのような感じだったのでしょうか?

とにかく熱い現場でした。みんなでひとつの作品を作り上げようという、監督やスタッフ、演者たちの熱をものすごく感じました。3週間くらいの撮影期間でしたが、刺激的でとても濃い時間を過ごせました。

Q. 福岡の街の印象は? また、好きなところや好きなグルメは何ですか?

福岡はもちろん九州は、とにかく女性が元気な印象。九州は男性のほうが元気なイメージを持たれることが多いですが、自分の周りには元気で明るい女性が多かったです。やっぱり、女性が元気な土地や地域はとてもいいところなんだなと思います。

グルメは、ラーメン・もつ鍋がおいしいですよね。…あと魚介がうまい!

Q. 福岡・北九州に住んでいたこともある高良さん。その頃の思い出など、福岡・北九州とのゆかりを聞かせてください。

九州には子どもの頃住んでいました。熊本、福岡、北九州では門司、あとは田川。田川には祖父の家があって、よく行っていました。その思い出がいちばん強いです。自然や雰囲気などいろいろと豊かな土地で、とてもいいところです。

Q. 最後に、福岡・北九州のリビング読者に向けてメッセージをお願いします。

この映画は、他ではなかなか見られないテーマになっていると思います。仕事や育児をする毎日のなかで、いろんな映画を観ることが日常生活や心を豊かにしてくれると思っているので、この映画を見て、非日常を味わっていただければいいかな…ぜひ映画館に足を運んで見てほしいです。

福岡・北九州にもゆかりの深い高良健吾さん主演の映画、福岡県内では福岡中洲大洋ユナイテッド・シネマ 福岡ももちユナイテッド・シネマなかま16シネプレックス小倉で上映されます。楽しみですね!

『罪と悪』 【キャスト】 高良健吾、大東駿介、石田卓也、村上淳/佐藤浩市(特別出演)、椎名桔平 【監督・脚本】 齊藤勇起 【製作プロダクション】 ザフール 【配給】 ナカチカピクチャーズ 【公式サイト】tsumitoaku-movie.com 【公式SNS】X:@tsumitoaku_mov

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